サプライチェーンマネジメント
基本的な考え方
社会に役立つ商品やサービスを世界に提供し続けるため、当社グループはサステナビリティ調達方針を掲げています。取引先の皆様と方針内容を共有し、公正・公平な取引関係を築くとともに、持続可能な社会の実現に貢献します。
マネジメント体制
当社は品質マネジメントシステムに則り、調達購買に関する手順書を作成し、運用管理を実施しています。また、サプライチェーンマネジメント事業部を設置し、製造における資材の調達から製品の物流までを一括で管理する体制を構築することで、安定調達・安定生産・安定販売を実現しています。
原材料は、主に国内の商社もしくはメーカーから調達しています。特に、主要原材料はフォーキャストを提示し、安定調達に努めています。
海外子会社の原材料調達に関しては、各子会社で独自に管理を行い、購入品の納期・品質は、各購入部門が管理しています。
今後は海外における製造拠点の共同調達や役割分担といったシナジーを得る目的で、グループ間調達の構築を目指します。
サプライチェーンリスクの管理
サプライヤーへの対応
人権当社は取引の可否を判定するため、継続取引先は年1回、新規取引先は必要に応じて品質・財務状況・遵守などの評価を行っています。重要なサプライヤーは定期的に立入監査を行うことに加え、トップマネジメントによるサプライヤー訪問を実施し、安定調達に向けた協力体制構築に向け、意見交換を実施しています。
サステナビリティ調達アンケート
当社は2024年度より「サステナビリティ調達ガイドライン」に基づき、当社グループ各社及びサプライヤーに対し、サプライチェーン上の人権・環境・法令遵守・品質安全・情報管理などに関するリスク低減を要請しています。同時に、製品製造や資材調達に関わるサプライヤー全53社を対象にアンケートを実施し、高リスクが判明したサプライヤーについては、2026年度以降に対話を通じて決策を決定していきます。更に、人権尊重の取り組み強化のため、全サプライヤーに対して腐敗防止や適正賃金の遵守を継続的に要請していきます。
調達におけるBCPの強化
当社は安定的にユーザーへ製品を届けるためにサプライヤーとの関係強化に努めています。レンズなど主要原材料調達においては、複数社からの購買を進め、有事のリスクに備えた体制を整えています。また、セカンドサプライヤーが確保できない場合は、他の工場で製造できる体制整備に加え、サプライヤーに保管在庫の積み増しを依頼するなど着実に取り組みを進めています。更に、災害情報収集ツールを導入し、国内外のサプライチェーン上のリスクや異常などの災害情報を正確かつ迅速に把握し、災害時の初動対応を強化しています。
研修・セミナーの実施
当社グループでは、購買組織図に則り、購買責任者を対象にした購買責任者教育を年1回実施しています。研修では、購買活動の目的と役割、責任を理解し、購買ルールの本質を伝え、ルールの浸透を図る教育を行っています。
サプライヤーとパートナーシップ強化
当社はサプライヤーとの関係強化のため、主要サプライヤーに参加いただく「MenioClub(メニオクラブ)」を年1回開催しています。2024年度は88社に参加いただき、活発な情報交換が行われました。また、主要原料についてサプライヤーと相互理解を深めるため、当社、原料メーカー、商社の3社で年3回程度、「技術ミーティング」を実施しています。
得意先とのパートナーシップ強化
当社は1972年、本格的なコンタクトレンズ研修センターを名古屋に開設し、得意先の人材教育に貢献してきました。
2020年からは医療従事者に向けた情報発信を一元化した「メニコンアカデミー」に発展させ、現在は名古屋の他、東京・大阪・福岡と4拠点に研修施設を展開しています。
メニコンアカデミーの人材教育は、コンタクトレンズの基礎知識から医療現場における接遇スキルまで、得意先の施設づくりに役立つ教育プログラムを提供しています。各拠点での集合研修に加え、施設での出張勉強会やオンライン研修などの幅広い研修形式で、多くの得意先にご利用いただいています。
