人材戦略
人的資本に関する基本的な考え方
当社グループは、新たな価値を生み出すために、一人ひとりが主体的に、そして果敢に挑戦できる企業風土づくりに取り組んでいます。個人がいきいきと自分らしく働ける環境を整備するとともに自己成長を支援する制度を拡充していきます。多様な個性を活かして、人と企業がともに成長し続けられる未来を創造します。
人材戦略に関する基本方針
当社は、経営理念及びサステナビリティ方針と連動した人材戦略のもと、従業員一人ひとりを企業価値創出の源泉と位置付けています。Vision2030に掲げる「世界中の人々から必要とされる企業」の実現に向け、人材戦略における3つのポイントを設定しています。その推進施策として、人事制度改革、独創性を引き出す文化づくり、Al技術の活用に取り組み、付加価値を創出していきます。
・道の領域に挑戦するスピード
・グローバル思考に基づくリーダーシップ
0から1を生み出す発想の促進
チャレンジを推奨する新人事制度の導入
当社は、 2025年度より成果のみならず、成果に至るまでのプロセスも評価対象とする新人事制度を導入しました。これに伴い、社員の新たな発想を可視化し活用する仕組みとして、全社員から集まったアイデアを社内イントラネット上で管理し、誰でも閲覧できるM.I.X. Boardの運用を開始しました。その結果、アイデア数は1年閻で2,000件を超え、0から1に挑む行動が社内に広がっています。これらのアイデアは組織的に事業価値へ転換できるよう、評価・選別・展開のプロセスを整備していきます。なお、挑戦プロセスを適切に評価するため、評価者向けのトレーニングも並行して実施しています。
人材の確保
当社グループは、メニコングループ人権方針に基づいた公正な採用を基本に、成長戦略と連動した人材確保を行っています。1DAY事業の拡大及びグローバル化を支える生産技術系人材や海外事業を支える人材の採用強化を重点に置き、インターンシップを活用した新卒採用、海外大学からの留学生や中途人材の採用を進めています。各事業拠点の現地人材の採用も推進し、多様な専門性と視点を有する人材の確保を進めています。
報酬水準の引き上げによる雇用競争力の向上
当社グループは、役割や期待水準に応じた報酬体系への見直しを進め、報酬水準の引き上げを実施しました。これにより、専門性の高い人材や将来の事業成長を支える人材の継続的な確保・定着に向けた基盤づくりを目指しています。
オフィス改革
当社は、スマートかつクリエイティブな働き方への転換を支える基盤として、業務内容や目的に応じて働く場所を選択できるABW (Activity Based Working)の考え方を取り入れたオフィス改革を推進しています。部門間の連携強化を目的としたレイアウト変更を行い、視認性の高い名札の活用やオフィス緑化の一環として緑の割合(緑視率)を考慮した空間デザインにするなどの工夫を取り入れ、組織や職種の枠を超えた連携や知の融合を促す職場環境の整備を進めています。
オープンコーナー「ひだまりスポット」
未知の領域に挑戦するスピード
従業員エンゲージメント向上
当社は、新たなキャリアに挑戦としてできる社内公募や自己申告制度などを設けています。また、自己啓発援助金制度で個々のキャリア実現や、スキルアップの経済的な支援をしています。会社並びに仕事への適合感のモニタリングとして、年1回、従業員(契約社員含む)を対象にエンゲージメント調査を実施しています。
従業員エンゲージメント調査
| 従業員エンゲージメント調査 | |||
|---|---|---|---|
| ● 対象者 | ● 調査結果※1 | 2024年度 | 2025年度 |
| 当社の正社員、特定職、契約社員、パート社員 | ワークエンゲージメント※2 | 50.3 | 50.1 |
| エンプロイーエンゲージメント※3 | 48.0 | 47.5 | |
※1数値は偏差値で表現
※2仕事に対する前向きな心理状態
※3会社に対しての愛着や信頼
心理的安全性の向上
当社は、当評価方法を見直す人事制度の導入にあたり、管理職を対象に、前向きなフィードバックと建設的な対話を通じて成果につなげるマネジメント教育を継続的に実施しています。
定期的に実施しているストレスチェックでは、必要に応じて産業医との面談につなげる体制を整えている他、療養などにより一時的に就業を離れた従業員に対する復職支援プログラムを設け、円滑な職場復帰を支援しています。また、ハラスメントや人権に関するeラーニングの定期的な教育、複数の相談窓口の設置などを通じて、従業員が互いに意見を交わしやすい心理的安全性の高い組織風土の醸成に取り組んでいます。
グローバル思考に基づくリーダーシップの形成
グローバルタレントマネジメントシステム
当社は、当社グループは、グローバル成長戦略を支える基盤として、グループ全体で人材を一元管理で把握し、戦略的に活用するグローバルタレントマネジメントシステムの構築を進めています。あわせて、海外拠点の担当者と情報交換で今後のジョブローテーションや適材適所の人員配置の実現に向けた準備を進めています。また、外国籍人材や現地採用人材の活用、現地スタッフの育成などにも取り組んでいます。今後は、グローバル人材の戦略的な配置・人材育成を通じて、人的資本の最大化を区ります。
