コンタクトレンズが原因で眼科医に怒られた!?理由や正しい使い方を確認 | コンタクトレンズのメニコン

公開日:2025年10月24日

コンタクトレンズが原因で眼科医に怒られた!?理由や正しい使い方を確認

コンタクトレンズが原因で眼科医に怒られた!?理由や正しい使い方を確認

眼科医は、あなたの目の健康をサポートしてくれる心強い存在です。しかし眼科を受診すると眼科医に、「怒られるかも…」と不安に感じている方もいるかもしれません。では、どのような場合に眼科医から指導を受ける可能性があるのか、一緒に見ていきましょう。

眼科医に怒られたと感じるのはこんなとき

眼科医に怒られたと感じるのはこんなとき

患者さんは「怒られた」と感じた場合でも、眼科医は目の健康を心配して指導をしていると考えられます。眼科医はあくまであなたの目の健康を守るためにアドバイスをしています。決して、怒りたいわけでも、意地悪をしているわけでもないので、必要以上に怖がることはありません。
どのような場合に指導をされるのか、よく指導されるものを挙げてみます。

コンタクトレンズの装用時間・使用期間・使用期限を守れていない

コンタクトレンズの装用時間・使用期間・使用期限が守れていなかった可能性が考えられます。
コンタクトレンズは、眼科医の指示された装用時間を守って使うのが基本です。眼科医の指示のもとでつけたままでいられる「連続装用タイプ」ではないかぎり、「終日装用タイプ」のコンタクトレンズは寝る前にはずす必要があります。終日装用タイプをつけたまま寝てはいけません。酸素不足になり、目にダメージが及ぶ可能性があります。

「使用期間」を過ぎたコンタクトレンズを使い続けているのも、よくありません。使用期間とは、開封してから実際に装用できる期間です。

開封後、1DAYタイプは1日(1度はずしたら再装用は不可)・2WEEKタイプは14日間・1MONTHタイプは1ヵ月間が使用期間です。2WEEKタイプや1MONTHタイプは、装用しない日があったとしても、開封して規定の日数を越えたら新しいコンタクトレンズに交換してください。

未開封の状態でコンタクトレンズの品質が保たれている「使用期限」も守らなければなりません。

使用期間・使用期限のいずれも、過ぎてしまったコンタクトレンズは、品質が低下していて目をキズつける可能性があるので、装用しないでください。

もちろん、1DAYタイプを何日も繰り返し装用するのも止めましょう。

コンタクトレンズのケアが不適切・不十分

眼科での検査の際にはコンタクトレンズの状態も併せてチェックされます。

たとえば指定されたもの以外のケア用品を使っていると、相性が悪くてコンタクトレンズが汚れやすくなることがあります。検査時にコンタクトレンズに汚れが残っていると、ケア方法について眼科医から指導を受ける可能性もあるでしょう。

コンタクトレンズのケアが適切・十分かも確認される場合があります。次のような状態では眼科医から指導されるかもしれません。

・手の爪が長い
・コンタクトレンズを扱う前に、石けんをつけて手を洗っていない
・こすり洗いをしていない
・つける前のすすぎが不十分 など

ケア用品の使い方も振り返ってみてください。保存液を毎回交換していなかったり、保存用のレンズケースの洗浄・乾燥・定期交換を怠っていたりするのも、コンタクトレンズや目の不調の原因となる場合があります。

検査を受けず、合わないコンタクトレンズをしている

眼科医の診察を受けずにコンタクトレンズを購入する方が増えています。検査を受けないと、自分に合うコンタクトレンズは選べません。自己判断で買って目のトラブルにつながっている場合は、眼科医に正直に伝えてできるだけ早く対処をしましょう。

目の異常を放置すると眼科で指摘される場合も

目の異常を放置すると眼科で指摘される場合も

目の異常を放置しているのも眼科医が指導するポイントです。生活スタイルやアレルギーなどによって、コンタクトレンズの装用の有無に関係なく目のトラブルが起きる場合もあります。

少しでも目に異常を感じたら、コンタクトレンズの装用を中止し、眼科医の診察をできるだけ早く受けましょう。装用する前に目やにや充血がないか、コンタクトレンズをはずした後も違和感がないかなどを自分で毎日確認するのも重要です。もちろんコンタクトレンズも破損やキズがないか毎日確認し、見つけた場合は新しいコンタクトレンズに交換しましょう。

眼科医の指示のもとで自分に合ったコンタクトレンズを正しく使おう

眼科医の指示のもとで自分に合ったコンタクトレンズを正しく使おう

自分に合ったコンタクトレンズを正しく使っていれば、「怒られそう」と眼科医を怖がる必要はありません。これを機に、コンタクトレンズの正しい使い方を改めて意識してみましょう。

眼科で処方されたコンタクトレンズを使う

コンタクトレンズは、心臓ペースメーカーや人工呼吸器などと同じ「高度管理医療機器」に指定されています。機能障害や副作用が発生した場合にリスクが高いものと法で定められています。誤った使い方をした場合もリスクが高いものです。

目の状態や生活スタイルに合わせて、眼科医に相談しながら最適なコンタクトレンズを使うようにしましょう。

眼科医の指示に従ってコンタクトレンズを正しく使う

コンタクトレンズは、眼科医の指示に従って、正しく使う必要があります。添付文書もしっかり読みましょう。中には正しく使っていても、体質や生活スタイルによってコンタクトレンズのトラブルが起きやすい方もいます。

装用時間や使用期間・使用期限を守るといった基本に加え、つけはずしやケアについても、あなたに合った方法を眼科で指導してもらうことをおすすめします。

ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズとでは、ケア方法が異なります。眼科医に相談するのはもちろん、正しい手順や誤った扱い方について以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

眼科で定期的に検査を受ける

眼科で定期的に検診を受けるのも重要です。気がつかない間に見え方が変わっていたり、目のトラブルが発生していたりする可能性があります。コンタクトレンズには肉眼では見えない小さいキズや汚れがつくこともあります。調子よく装用できていたとしても、眼科での検査を定期的に受けましょう。

眼科医は怖くない。カラコン選びも眼科に相談を

オシャレ用のカラコンを使うことを怒られないか心配する方もいるかもしれません。自分に合ったカラコンを眼科医の指示のもとで使うことが、あなたの目の健康を守る助けになります。目の状態に合ったカラコンを、安心して使えるように一緒に選んでもらいましょう。

まとめ

コンタクトレンズの使い方に不安があり、「怒られそうだから」と眼科に行くのをためらっている方もいるかもしれません。しかし、眼科医はむやみに怒っているわけではなく、目の健康を守るためにアドバイスをしてくれています。

むしろ、眼科を受診しないほうが問題です。コンタクトレンズや目に異常を感じたときだけでなく、定期的に検査を受けることが大切です。
眼科医は決して怖い存在ではありませんので、目の健康について安心して相談してみてください。

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