学校保健関係者のみなさまへ

コンタクトレンズは正しく使わないと、
眼障害等をひきおこす可能性があります。

学校生活でコンタクトレンズを使用している生徒も少なくないかと思います。その生徒は、正しくコンタクトレンズを使っているでしょうか。コンタクトレンズの間違った選択や使い方をすると、眼障害のリスクが高まります。正しい知識を身につけ、コンタクトレンズを正しく使うことが大切です。

株式会社メニコンでは学校保健関係者に児童・生徒の目の不調に関するアンケート※を実施しました。※2019年11年度アンケート調査

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																POINT1 児童・生徒の視力低下の低年齢化を実感している学校保健関係者は98%
																Q.視力矯正を必要とする児童・生徒の低年齢化が進んでいると感じますか?
																●そう思う80% ●ややそう思う18% そう思う+ややそう思う98% ●どちらともいえない2%
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																POINT2 児童・生徒の視力不調や眼障害の増加を感している学校保健関係者は93%
																Q.見え方、眼精疲労などの目に関する不調を訴える児童・生徒が増えていると感じますか?
																●そう思う57% ●ややそう思う36% そう思う+ややそう思う93% ●どちらともいえない6% ●あまり思わない1%
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																POINT3 目の不調の原因として「スマートフォン等の長時間利用」に次いだのは、「メガネ・コンタクトレンズの未処方での購入」!
																Q.目に関する不調が増えている理由として、どのようなものが考えられると思いますか?
																●長時間のスマートフォンやテレビ・ゲームなどで目に負担をかけること56% ●メガネ・コンタクトの未処方での購入29% ●ストレス13% ●その他2% メガネ・コンタクトの未処方での購入29%
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																POINT4 眼科未受診の児童・生徒の増加を感じている学校保健関係者は60%
																Q.眼科の検査を受けず自分の判断でコンタクトレンズを購入している児童・生徒が増えていると感じますか?
																●そう思う25% ●ややそう思う35% ●どちらともいえない25% ●あまり思わない10% ●思わない5%
																そう思う+ややそう思う60%

コンタクトレンズによる眼障害には眼科での検査・処方を受けていないことが深く関わっています。


															【眼障害の原因(処方・ケア)】
															● 本人の理解不足 16.7%
															● 不適切なケア 13.6%
															● 定期検査の不適 13.3%
															● 不適切な説明指導 4.0%
															● 不適切な処方 3.1%
															● その他 2.3%
															● 処方・ケアは原因ではない 21.8%
															● 不明 20.6%
															● 無回答 4.6%
															(複数回答可) (人)
															日本の眼科90:7号(2019) コンタクトレンズによる眼障害アンケート調査の集計結果報告-H30年度より抜粋
															目の健康を守るために眼科医による検査・処方はとても重要です

コンタクトレンズは、正しく使わないと目のトラブルを引き起こすことがあります

  • 【巨大乳頭結膜炎】

    【巨大乳頭結膜炎】

    コンタクトレンズの汚れが原因でアレルギーを引き起こし、上まぶたの裏側に大きなブツブツができることがあります。

  • 【角膜ステイニング】

    【角膜ステイニング】

    長時間装用や相性の悪いケア用品の使用により、角膜に傷が発生することがあります。

  • 【角膜血管新生】

    【角膜血管新生】

    慢性的な角膜の酸素不足により、もともと血管のない角膜にも血管が侵入してくることがあります。

  • 【角膜浸潤】

    【角膜浸潤】

    酸素不足やコンタクトレンズの汚れが発端で角膜表面が傷つき、そこに細菌や真菌などが入り炎症を起こすことがあります。

コンタクトレンズは目に合うものを
選ぶことが大切です!
コンタクトの健康診断をうけて、
正しく使いましょう!

※「コンタクトの健康診断」とは、
販売店及び医療機関を通じて、
コンタクトレンズの使用者が正しく安全に使用することを
啓発するキャッチコピーです。

高度管理医療機器※1であるコンタクトレンズを
児童・生徒の皆さまに安心してお使いいただくために、
メニコンはコンタクトレンズメーカーの担う責任と役割のひとつとして、
さまざまな情報を提供しています。

  • 1 はじめてガイド

    コンタクトレンズの魅力や種類、使い方などをわかりやすく紹介し、コンタクトレンズデビューを応援するコンテンツ。

  • 2 うんこ先生と学ぶ はじめてのコンタクトレンズ

    メニコンと「うんこドリル」が合体!うんこ先生といっしょに「目」について楽しく学べる特設サイトとゲームを公開。

  • 3 子どもの瞳応援部

    がんばる子どもの瞳サポート!小学生、中学生のコンタクトレンズ、子どものスポーツにおけるコンタクトレンズデビューを応援します。

  • 4 カラコンのコレカラ

    目の安全を守りながら健康的にカラコン(カラーコンタクト・サークルレンズ)を楽しむための情報発信サイト。

  • 5 コンタクト健康診断へ行こう

    カートに入れるその前に!そのコンタクトレンズ、あなたにあっていますか?

  • 6 コンタクトレンズ使用法啓発動画 「JKエイリアンズ」

    もしも、地球に侵略してきたエイリアンが何も知らずにコンタクトレンズを使ったら…という設定で誤ったコンタクトレンズの使い方が招く危険を描くコンテンツ。

  • 7 コンタクトレンズ百科事典

    コンタクトレンズの製造方法や特徴、細かな数字データから、その名称、サイズ、原理など、専門的な知識をまとめたコンテンツ。

  • 8 ハッピーコンタクト生活案内所

    正しいコンタクトレンズ・ケア用品の選び方や使い方を、初めてコンタクトレンズをされる方にもわかりやすく紹介するコンテンツ。

メニコンでは、社会貢献活動の取り組みとして、
眼やコンタクトレンズに関するダウンロード用の
資料をご用意いたしました。

ダウンロードはこちら
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一般社団法人
日本コンタクトレンズ協会の取組

現在、一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会はコンタクトレンズの安全啓発活動を展開しています。
特に、カラーコンタクトレンズの不適正使用による重篤な眼障害が社会問題化していることを受け、厚生労働省及び(公財)日本学校保健会の監修と(公社)日本眼科医会の協力を得て、安全啓発ポスター、リーフレットを制作し、全国の小中高校、眼科医療機関及びドラッグストア、雑貨店を含むコンタクトレンズ販売店へ配布し、掲示をお願いしています。

※1高度管理医療機器とは、医療機器であって、副作用又は機能の障害が生じた場合(適正な使用目的に従い適正に使用された場合に限る)において人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあることからその適切な管理が必要なものとして、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定するものをいう。(医薬品医療機器法第2条5項)

医療機器とは、人若しくは動物の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人若しくは動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことが目的とされている機械器具等であって、政令で定めるものをいう。(医薬品医療機器法第2条4項)

メニコンは、コンタクトレンズ総合メーカーとして
『より良い視力の提供を通じて広く社会に貢献する』を企業スローガンとして掲げ、
高機能で品質にこだわった数多くの製品やサービスをお客さまのもとへお届けしております。