パッケージの説明書きの意味は?コンタクトレンズの規格を学ぼう

パッケージイメージ

何かを買うとき、パッケージの説明書きを注意して読んでいますか? コンタクトレンズのパッケージにも使用上の注意が細かく書いてあります。あなたが使っているコンタクトレンズがどのような機能をもっているのかをぜひチェックしてみてください。

パッケージの規格表示を見てみよう

パッケージの規格表示

コンタクトレンズの規格表示は、「B.C.」・「P.」・「DIA.」の3つの規格をどう組み合わせるかによって決まり、一般的に以下のように表します。

規格表示の一例

コンタクトレンズのパッケージを見てみると上のイラストのような欄が見当るでしょう。レンズの購入先や住所などの基本情報は購入された店舗などによって記載の有無が異なりますが、B.C. P. DIA.については上のように書かれているのが確認できたでしょうか。

B.C. P. DIA.とは何なのか?

B.C. P. DIAとは

そして、B.C. P. DIA.とは何を意味しているのでしょうか。それぞれについて説明していきましょう。

■ B.C
ベースカーブ。レンズの内側(後面)のカーブをいい、曲率半径で表す。単位は「mm」が用いられる。たとえば「B.C.7.45mm」ならば「半径7.45mmの円周の丸みと等しい後面カーブのレンズ」であるのを示す。
■ P.
度数。レンズの屈折力を表しており、「D」(ディオプター)という単位が用いられる。近視の場合はマイナス、遠視の場合はプラスで表示する。
■ DIA.
レンズの直径。単位は「mm」を用いる。

ベースカーブと直径がどこの長さを示しているのかは上のイラストを参照してください。また同じくイラストに書かれている「中心厚み」という用語も合わせて解説しましょう。

■ C.T.
中心厚み。B.C. P. DIA.の3つの規格によって通常は自動的に決定する。単位は「mm 」で表す。

コンタクトレンズ各部の細かい名称

コンタクトレンズ各部の名称

視力だけでなく一人一人異なる角膜の形状に合わせる必要があるため、コンタクトレンズは多くの規格が用意されています。例えばメニコンZの場合だけでも、ベースカーブ・度数・直径の組み合わせにより、約64,000種類のレンズ規格が用意されているのです。

パッケージに記載はありませんが、上のイラストに挙げたように、コンタクトレンズの各部の名称はより細かく分けることが可能です。こちらもそれぞれ用語の説明をまとめます。

■ 前面
外界からの光線が最初に接触する面
■ 後面
角膜に直接接触する面
■ 光学部
光学効果をもつ部分
■ エッジ
前面と後面とが交わる部分
■ べベル
後面周辺部で、角膜とレンズ間への涙液交換を促す。前面周辺部をフロントベベルといい、主に上眼瞼への異物感の軽減を促す。
■ ブレンド
後面からベベルへ移行する部分をいい、前面からフロントベベルへ移行する部分をフロントブレンドという。

コンタクトレンズ購入時にチェックしたいDk値

眼鏡店イメージ

さらに知っていただきたい数値として、目には欠かせない成分である酸素との関係を示した「Dk値」が挙げられます。Dk値とは酸素透過係数のことで、コンタクトレンズ素材がどれだけ酸素を通すかを示しています。Dは素材の中で酸素がどれだけ移動しやすいか、kは酸素が外から中へどれだけ入りやすいかを表し、Dとkの積がDk値となります。

このDk値が高いほど酸素をよく通すコンタクトレンズ素材といえます。

また、コンタクトレンズ素材を通して角膜へ供給される酸素の量は、素材自体のDk値とレンズの厚みに依存しています。この指標として、Dk値をレンズの中心厚みで割った「Dk/t」が用いられます。同じ素材であればレンズの厚みが薄いほど供給される酸素の量は多くなります。

まとめ

パッケージに載っているものを含めて、コンタクトレンズを製造・使用する際に重要とされる規格や数値についてまとめてきました。マニアックな内容だったかと思いますが、日頃から使用するコンタクトレンズについて少しでも興味をもっていただけたら幸いです。

そして、コンタクトレンズを安全に使用するためには、定期検査も大切です。レンズの状態は日々変わっていて、どんなに使い慣れている方でもレンズの汚れや傷は肉眼で確認できない場合があります。コンタクトレンズは、使用サイクル・ケアの仕方・体質などによって、使用できる期間は人それぞれで変わってきます。自分にとって本当に適切な買い替え時期を知るためにも、眼の健康を維持するためにも定期検査は必ずお受けください。

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