コンタクトレンズが入らない原因は?正しいつけ方や意識したいポイントを紹介 | コンタクトレンズのメニコン

公開日:2025年6月20日

コンタクトレンズが入らない原因は?正しいつけ方や意識したいポイントを紹介

コンタクトレンズが入らない原因は?正しいつけ方や意識したいポイントを紹介

コンタクトレンズをつけるときに、目にうまく入らず焦ったり悩んだりすることはありませんか。コンタクトレンズがうまく入らないのには、いくつかの原因が考えられます。うまく入れるためのポイントと合わせてチェックしてみましょう。

コンタクトレンズが入らない原因

コンタクトレンズが入らない原因

コンタクトレンズが目に入らない原因として考えられる代表的なものを4つ紹介します。あなたの状況と照らし合わせながら、該当するものがないかチェックしてみてください。

目がしっかり開いていない・まばたきをしている

目が大きく開いていないと、コンタクトレンズは入りません。特にソフトコンタクトレンズは、黒目より一回りサイズが大きいため入りにくいです。まばたきをしたり、目を細めていたりを無意識に行っている可能性もあります。

実際、つけはずしの練習で苦労する人のほとんどが、力んで反対側の目をつぶってしまっていて、コンタクトレンズをつける側の目も大きく開けられていません。

コンタクトレンズを入れるのが怖い

コンタクトレンズを目に入れることを怖がっていることが原因の場合もあるでしょう。怖くて、目がキョロキョロ動いたり、白目になったりしてしまうことがあります。しかし、コンタクトレンズは黒目の上にのせるものです。そっとのせるだけでつけられるので、爪を立てたり強く押したりしないかぎり、基本的に痛みは感じません。コンタクトレンズをつけ始めたばかりで異物感がある場合もありますが、個人差があるものの、通常は数日~1週間程度で慣れてきます。

コンタクトレンズと目の間に気泡ができていて、すぐはずれる

つけるときに空気が入って気泡ができてしまうと、コンタクトレンズが入ったと思ってもすぐにはずれてしまうことがあります。気泡ができているのに慌ててまばたきをすると、目からコンタクトレンズが落ちてしまうので注意しましょう。

目の状態によってコンタクトレンズが入りにくい

まぶたの炎症やアレルギーなどが原因でコンタクトレンズが入りにくい状態になっている可能性もあります。痛みを感じたり、いつもと目の状態が違うと感じたりする場合は無理にコンタクトレンズを入れようとせず、眼科に相談しましょう。

コンタクトレンズの正しいつけ方を確認

<h2>	コンタクトレンズの正しいつけ方を確認

コンタクトレンズが目に入らないときは、焦らず・落ち着いて、正しい方法でつけ直してみましょう。正しいつけ方を下記にまとめたので、改めて確認してみてください。

◆コンタクトレンズのつけ方(ソフトコンタクトレンズの場合)
(1)爪を短く切る・丸くなめらかにしておく

(2)石けんを使って手を洗い、水気をしっかり拭き取る

(3)利き手の人さし指の先にコンタクトレンズをのせる

(4)コンタクトレンズの表裏を確認する

(5)利き手の中指で下まぶたを下げ、もう一方の手の人さし指で上まぶたを持ち上げて目を大きく開く

(6)鏡をよく見ながら、コンタクトレンズを目に近づける
 ※鏡に向かって顔は正面を向き、目の下からコンタクトレンズを近づけるようにしましょう。

(7)コンタクトレンズを黒目にそっとのせる
 ※爪を立てたり、強く押しつけたりしないでください。

(8)ゆっくりまばたきをする
※あまり強くまばたきをするとコンタクトレンズがはずれてしまうことがあるため、ゆっくり行いましょう。

(9)左右の見え方を確認する
※左右のコンタクトレンズを入れ間違えると見え方や装用感に違和感を覚えることがあります。

YouTubeのメニコン公式チャンネルでは、コンタクトレンズの正しいつけ方を説明した動画を公開しています。はじめてつけるお子さま向けの動画もあるので、ぜひチェックしてみてください。

◆ソフトコンタクトレンズのつけ方


◆ハードコンタクトレンズのつけ方


◆子どものコンタクトレンズ 正しいつけ方

コンタクトレンズが入らないときに意識したいポイント

コンタクトレンズが入らないときに意識したいポイント

コンタクトレンズが入らないときに特に意識したいポイントをまとめました。上で紹介した正しいつけ方と合わせて、ポイントを押さえながら、コンタクトレンズをつけてみてください。

手を洗った後、指の水気をしっかり取る

指先に水分が残っていると、コンタクトレンズが離れにくくなります。石けんで手を洗ったら、清潔なタオルなどで指先の水気をしっかり拭き取りましょう。

コンタクトレンズを指先に置くようにする

コンタクトレンズをつけるときに、指の腹ではなく、先端に置いたほうが目に入れやすいです。

両目を大きく開ける

まずは、指を使って上まぶたは上に、下まぶたは下に引っ張り、目を大きく開けましょう。特に上まぶたがしっかり上がってコンタクトレンズの邪魔にならなければ、それだけで目に入る場合もあります。
さらに意識したいのが、まつげの生え際に指を当てることです。目を大きく開けやすくなるだけでなく、まつげがコンタクトレンズに当たって邪魔になるのを防ぐこともできます。

鏡の中の黒目を見る

コンタクトレンズを入れるのが怖い人は、近づいてくる指を見ると怖いと感じてしまうため、鏡に映る自分の黒目を見つめるようにしてみてください。キョロキョロせずにコンタクトレンズを黒目にのせやすくなります。

また、このとき、コンタクトレンズが入っているかをもう一方の目で確認する必要があります。そのため、入れないほうの目をつぶったり手で隠したりしないように注意しましょう。

入ったらゆっくりまばたきをする

入ったと思っても、焦らないでください。落ち着いてゆっくりまばたきをして、コンタクトレンズを定着させましょう。コンタクトレンズと目の間に気泡が入ってしまった場合も、まばたきで抜くことができます。

目の状態の確認のため眼科を受診する

正しい方法でコンタクトレンズをつけようとしても目の状態によってはうまく入らない、すぐにはずれてしまう場合もあります。何度か試してもうまく入らない場合は、無理に入れようとせずに眼科を受診して目の状態を確認するようにしましょう。

まとめ

コンタクトレンズが目に入らないと悩んでいる人に向けて、原因や対策を紹介しました。うまくつけられないときは、今回紹介した正しいつけ方やつけるときのポイントを参考にしてみてください。

なお、初めてコンタクトレンズを購入するときに、眼科医やスタッフに教わりながら正しいつけ方を練習するはずです。練習のときはできたのに、一人ではうまくできないと悩んでいる人は、もう一度練習ができないか眼科に相談してみてください。

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