コンタクトレンズの「DIA.」とは?規格用語の説明とカラコンの「着色直径(外径)」との違いを紹介 | コンタクトレンズのメニコン

公開日:2024年2月13日

コンタクトレンズの「DIA.」とは?規格用語の説明とカラコンの「着色直径(外径)」との違いを紹介

コンタクトレンズの「DIA.」とは?規格用語の説明とカラコンの「着色直径(外径)」との違いを紹介

コンタクトレンズのパッケージには「DIA.」の数値が記載されていますが、正しい意味をご存知でしょうか?「DIA.」とはどのような数字なのか、また同じくパッケージに書かれているほかの数値は何を意味するのか、まとめて紹介していきます。

コンタクトレンズの「DIA.」とは?

コンタクトレンズの「DIA.」とは?

パッケージに書いてある「DIA.」とは、コンタクトレンズの直径(単位:mm)を表す数値です。Diameterの頭文字を取って名付けられ、ダイアメーターと読みます。一般的にハードコンタクトレンズは、黒目より小さいので「DIA.」の数値は9mm前後、対するソフトコンタクトレンズは、黒目より大きく、「DIA.」の数値は14mm前後です。

コンタクトレンズパッケージの「DIA.」以外の数値の意味

コンタクトレンズパッケージの「DIA.」以外の数値の意味

「DIA.」のほかにも、コンタクトレンズのパッケージにはさまざまな数値が表記されています。「DIA.」と似た言葉や同じ場面で使われる言葉をまとめました。

■B.C.:ベースカーブ

「B.C.」とは、コンタクトレンズ内側のベースカーブ(丸み)を意味する数値です。Base Curveの頭文字を取った名称で、曲率半径(単位:mm)で表します。「B.C.」の数値が小さければコンタクトレンズのカーブがきつく、大きければ緩やかになります。
「DIA.」と同様に「B.C」も、コンタクトレンズの装用感や安定に影響する数値です。もし合わない「B.C.」のコンタクトレンズを装用していると、涙液交換がスムーズに行えなかったり目がキズついたりする原因になります。適切な「B.C.」の値は人によって異なるので、眼科で検査して調べてもらいましょう。

■P./D/PWR:度数

コンタクトレンズの度数(屈折力)を示すときに「P.」という表記を使います。Powerの頭文字から取られた名称です。「P.」のプラスの数値が大きくなると遠視の矯正度数が強いことを表し、マイナスが大きくなるほど近視の矯正度数が強いことを表します。単位はD(ディオプター)です。
適切な「P.」のコンタクトレンズを使用していないと、ピントを合わせるために通常よりも目に多くの負担をかけることになります。結果的に頭痛・目の疲れ・肩こりの原因になる可能性が指摘されているので、自分に合った「P.」のコンタクトレンズを使用しましょう。
また「P.」のほかに以下のように表記されている場合がありますがいずれも度数の意味です。
・「D」:Diopterの略称
・「PWR」:Powerの略称

■EXP:有効期限

コンタクトレンズの有効期限(未開封の状態で、品質が保証されている期間)を示す値として、「EXP」もパッケージに記載されています。Expiration Dateの略称から付けられた名称です。砂時計のようなマークと一緒に書かれている場合もあります。

■LOT:製造番号

「LOT」は製造番号です。製造や販売に関する履歴を追跡するために付けられています。

■CYL:乱視の度数

乱視矯正用のコンタクトレンズには、乱視度数(別名:円柱度数)を表す数値「CYL」が記載されているでしょう。Cylinderの略称から付けられた名前で、「CYL」のマイナスの値が大きくなればなるほど乱視が強いことを意味します。
乱視の矯正が必要と判断されたにもかかわらず、通常のコンタクトレンズ(CYLが合っていないコンタクトレンズ)を使用しても、乱視が改善できないため、基本的には見えにくさも解消できません。眼科医の判断に従い、適切な「CYL」の乱視用コンタクトレンズで矯正を行いましょう。

■AX/AXIS:乱視の角度

「AX」は、乱視の角度を表す数値です。乱視にまつわる数字であるため、「CYL」とセットで表記されます。Axisの頭文字から取った名称で、そのまま「AXIS」と表記される場合もあります。

■ADD:加入度数

遠近両用のコンタクトレンズには、遠近の度数差(加入度数)を示す「ADD」が記載されています。Additionの頭文字から付けられた名称です。「ADD+1.00」などとプラスの数字で表記され、近くを見るとき用の度数をどれだけ緩めるかを示します。

カラコンの「DIA.」と「着色直径(外径)」の違いは?

カラコンの「DIA.」と「着色直径(外径)」の違いは?

上で紹介した以外に、カラコンの製造や販売では「着色直径(外径)」という数値が使われています。この着色直径(外径)と「DIA.」を混同している場合があるため違いを確認しておきましょう。

着色直径(外径)は、色がついている範囲の直径を示す数値です。一方「DIA.」は、前述したようにコンタクトレンズ全体の直径を示します。コンタクトレンズのフチまで着色されていない限り、着色直径(外径)よりも「DIA.」の方が基本的には大きい値になるでしょう。

一般的には着色直径(外径)が大きいカラコンほど、黒目を大きく見せる効果が期待できます。目を大きく見せたい人は、着色直径(外径)の数値を見るようにしましょう。逆に、着色直径(外径)が小さいカラコンを使えば、ナチュラルさを演出できます。

まとめ

「DIA.」を中心に、コンタクトレンズやカラコンにまつわる数値について紹介しました。どれも重要な数値で、合わないコンタクトレンズを使っていると目のキズや酸素不足につながる可能性があります。コンタクトレンズだけでなく、目自体の状態も日々変わっています。現在使っているコンタクトレンズが、常にあなたの目に最適とは限りません。定期検査を受けながら、そのときの目に合ったコンタクトレンズを使用するようにしましょう。

カラコンを選ぶとき、特に着色デザインに注目しがちで安全面への配慮ができていなかった人もいるかもしれません。カラコンも、「DIA.」や「B.C.」などが合ったものを使うのが大前提です。眼科医に相談しながら、適切なコンタクトレンズを選んで使うようにしましょう。

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