30代でも老眼になる!?遠近両用コンタクトレンズは若い人にもおすすめ | コンタクトレンズのメニコン

公開日:2023年5月9日

30代でも老眼になる!?遠近両用コンタクトレンズは若い人にもおすすめ

30代でも老眼になる!?遠近両用コンタクトレンズは若い人にもおすすめ

30代ぐらいの若い人も老視(=老眼)になっている場合があります。「目を酷使すると肩こりや頭痛がする」「夕方になると文字が見づらい」などの悩みは老視によるものかもしれません。老視について、メニコンの代表執行役会長 田中英成とフリーアナウンサーの川本えこさんによるMenicon Radio『新シリーズ 遠近両用コンタクトレンズ「Lactive」』で、会長の田中が詳しく解説を行いました。老視の悩みをケアするのに役立つ情報なので、本コラムでもあらためてご紹介します。

目の調節力は30代になると10代の半分近くまで減少

目の調節力は30代になると10代の半分近くまで減少

── 老視は40〜50代ぐらいからかなというイメージでしたが、もう少し早いんですね。

田中英成(以下、田中) 「一般的なイメージですと、老視は50代になったら仕方がないといえるかもしれません。でも50代になっても、“自分は若々しいんだ”と信じて、ジムへ行って鍛えるなどしていらっしゃる人もいます。そのような人は老視だと思っていない場合も多いんですよ。」

── 自分の老視に気付いていないんですか?

田中 「そうです。しかし誰にでも、平等に老視は進んでいます。残念ながら、ジムなどに通ってどれほど体の筋肉を鍛えても、目の筋肉は鍛えられません。」

田中 「老視は手元が見えづらくなる症状です。物を見る時には、目の中にある水晶体の厚みを調節させてピントを合わせています。年齢を重ねるとこの調節力が衰えるため、若くても少しずつ老視は進んでいるのです。目の調節力は、10代の頃が最も高く、30代ぐらいになると10代の半分近くまで落ちています。ただし30代でも普通に生活するには十分な調節力がありますけどね。」

老視が体のさまざまな不調の原因になっている場合も

老視が体のさまざまな不調の原因になっている場合も

田中 「40代・50代と年齢を重ねるごとに、目の調節力はさらに落ちていきます。この頃になると、老視を自覚し始める人が増えてくるでしょう。老視を自覚し始めると、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれる、目からくるさまざまな症状が出やすくなっています。今まで以上に目が疲れやすくなったり、姿勢が悪いために肩こりの原因になったり。にもかかわらず不調の原因が目から来ていると気付かず、『少し疲れたな』程度にしか捉えていない人がいます。栄養ドリンクを飲むだけで済ませている人も多いですよね。」

── 現代はパソコンやスマートフォンをご覧になる人が多いので、若い人でも目の筋肉をかなり使っていますよね。

田中 「そうなんです。近くを見るときに目の筋肉を使うので、近くを見る時間が長ければ長いほど眼精疲労を起こしやすくなります。結果として老視の症状につながっているんです。」

── 30代で老視になっていても、気付いていない可能性は高いですよね。

田中 「気付きたくないですよね。30代で老視なんて言われたくないですから。」

若いうちからの老視対策がおすすめ

若いうちからの老視対策がおすすめ

田中 「そこで『老視を自覚する前に、早めの対策をしておこう』という新しい提案をメニコンでは行っているんです。2022年3月に発表した『Lactive(ラクティブ)』のコンタクトレンズを使えば、目の疲れをあまり自覚しないままパソコンの仕事やスマートフォンでの作業が楽にできるような仕組みになっています。」

── 筋肉を無駄に使わせずに済むよう、早くから老視の対策をしておいた方がいいという考え方ですね。

田中 「そうですね。紹介したとおり30代では目の調節力が10代の半分近くになっているので、同じ近くを見る作業をしていても、さらに強いストレスが目にかかっているわけです。ですから当然10代のときよりも目は疲れやすくなります。」

田中 「よって10代の目と同じような状態に戻せれば、眼精疲労は少なくなると考えられます。それをコンタクトレンズで実現しようというのがLactiveの考え方です。」

── なるほど。若いから老視なんて関係ないと思っている人でも、肩こりや目の疲れが気になるなら一度眼科に行かれた方がいいのですね。

田中 「そうですね。マッサージもいいですが、マッサージは症状を一時的に解消する対症療法です。やはり根本的な原因に対応するのが重要だと思います。もしかするとメガネやコンタクトレンズを使って目の負荷を取ってあげると、肩こりやドライアイなどの症状の緩和につながるかもしれません。そのような意味で、目の疲れや肩こりを感じたら一度眼科医に診てもらうといいかなと思っています。」

まとめ

紹介したとおり、遠近両用コンタクトレンズシリーズ「Lactive」を2022年3月にメニコンは発表しました。Lactiveは、人生を意味する「Live」に「Active」を組み合わせた造語で、ネガティブな老視のイメージを払拭し、長い人生をポジティブに充実させようとの願いを込めたネーミングです。


Lactiveのコンタクトレンズは遠近両用で、レンズの中央と外側で度数が異なり、遠くを見る場合・中間距離を見る場合・近くを見る場合のいずれでもピントが合う仕組みになっています。1DAYタイプ・2WEEKタイプ・3MONTHタイプ、さらに乱視の人にも対応のコンタクトレンズやカラコン(サークルレンズ)も発売中です。詳しくはシリーズの専用ページでご確認ください。



Lactiveの詳しい説明やラインナップはこちらから >>

遠近両用コンタクトレンズLactive



また早めの老視対策だけでなく、不調の原因への対処をまずは心がけましょう。目の疲れや肩こりなどを感じている場合は眼科で診察を受けるのが重要です。その上で、コンタクトレンズは高度管理医療機器であるため、眼科医の指示に従い正しく使用するようにしましょう。



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なお今回紹介したMenicon Radioはこちらからご視聴いただけます。


【コンタクトレンズの取扱いに関するおすすめの記事はこちら】

老視ってどんな状態?老視のセルフチェック方法と若々しい目を保つ方法

悪循環に陥りやすい?目の疲労と肩こり

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