悪循環に陥りやすい?目の疲労と肩こり

肩こりイメージ

最近、疲労を感じてぐったりしてしまうことはありませんか?春から新しい職場環境や生活環境に身を置く人も多く、何かと変化の多い時期です。新たな環境の生活では、無意識に緊張を強いられる傾向にあるため、「なんだか疲れるなあ」「目も調子が悪いし、肩こりもつらい」といった不調を感じやすくなるかもしれません。

1.悪化していく目の疲労と肩こり

目の不調イメージ

目の疲労を感じている人の中には、同時に肩こりや首の痛みを訴えるケースがとても多い傾向にあります。例えばデスクワークで、“長時間パソコンを使うほどに目の不調が表れ、徐々に肩こりを感じるようになった”、というケースの場合、放っておくとそのうちさらに変化が表れ始めます。

その変化とは、長時間ではなく、少しパソコンの画面を見ただけでも目が疲れてしまうことです。「最近、すぐに目が疲れるなぁ。」と思ったら要注意です。肩こりも常に感じていると体の力が抜けにくくなり、不快な症状を繰り返すような慢性的な状態に陥ってしまう恐れがあります。さらに悪化すると、めまいや頭痛、不眠など様々な体調不良を訴えるようになります。こうした症状が起こるのも、目の疲労と肩こりには「神経の働き」による密接な関係があるからなのです。

2.目の疲労と肩こりの関係は?

目の疲労イメージ

目の疲労や不快感と肩こりに共通する「神経の働き」、それは「自律神経系」の機能です。自律神経系には、体を緊張させる交感神経とリラックスをさせる副交感神経があるのですが、このバランスが崩れると、目の疲労や肩こりが起こりやすくなります。

バランスを崩す原因として、ストレスが挙げられます。ストレスは、目の筋肉や首、肩、背中の筋肉を過度に緊張させてしまうもので、次のような場合にストレスが発生する可能性があります。

  • ○ パソコン・ケータイの画面をじっと見続けることが繰り返される。
  • ○ 書類や本などの資料を目で追う作業が多い。
  • ○ 仕事(日常生活)が忙しく、あまり心身を休める時間が取れない。
  • ○ 緊張を強いられる職場環境に身を置いている。
  • ○ 悩みや不満を抱えている。
  • ○ イライラすることが多い。
  • ○ 苦手な人と一緒に仕事をすることが多い。

3.目の不調と肩こりはストレスが影響する

目の不調と肩こりイメージ

目の前にあるパソコン・ケータイの画面を見たり、遠くの時計を見たりといった、焦点を合わせる機能は、「毛様体筋」の働きによるものなのですが、自律神経系の働きが乱れると、毛様体筋にも影響し、緊張が強まりピントの調整機能が低下するおそれがあります。

すると、目の疲労感や見えにくいといった不快な状態になるのですが、ケアせずにそのままパソコンを使うなどして仕事を続けていると、この不快感が情報として脳へ伝わり、ストレス反応を起こします。そして首・肩・背中の筋肉を硬くこわばらせるように作用します。それが連日ともなると、目の調整機能も回復しにくくなり、そして、肩こりが慢性化していくこととなります。

また、パソコンを頻繁に使用しなくても、目の調子が悪くなりがち、という人にも、肩こりが認められることが多々あります。これは、肩こりの原因のひとつである精神的なストレスが問題となるケースです。難しい勉強、計算、悩み事を考える、忙しくて休むことができない、居心地の悪い環境などに加え、音や匂いなどの無意識に飛び込んでくる情報も含めて、不快に感じる精神的なストレスにさらされているうちに、体を緊張させる交感神経系が優位に働き、肩の力が抜けず、背中の筋肉も異常に張ってきてしまいます。この「こり」のある状態では、自律神経系が乱れているため、目の調整機能も低下しがちになります。肩こりがあるということは、結果的に、目の疲労を招きやすい体になりつつあるということにもなるのです。

4.「体の緊張を取り、目の疲労・肩こりをやわらげよう!

リラックスイメージ

目・体・頭(脳)を酷使した1日の終わりに、筋肉を緊張させ目の疲労にも影響を与える交感神経系の働きを鎮めて、体をリラックスさせてから眠りましょう。

  • 1. 就寝時。仰向けで横になります。そこで、目を閉じて、ゆっくりと鼻から息を吸い、口から細く長く息を吐きます。3~5回繰り返します。
  • 2. 少し体の力が抜けてきたところで、今度は肩・手・足に力を入れます。「1」と同様に目を閉じて鼻から息を吸います。この時、吸気と同時に、両肩をすくめ、手首を背屈(指先を頭方へ向けるように動かす。ペンギンのようなポーズ)、足のつま先を体の方へ向けます。(ふくらはぎが伸びる状態)
  • 3. 口から息を吐くときは、「2」で力を入れた肩・手・足を脱力します。「2」と「3」を5回繰り返すことから試してみましょう。繰り返すうちに、全身の力が抜けリラックスできればOKです。

※ ストレス・緊張の強い人は、最初は脱力しにくいかもしれませんので、無理せずに毎日少しずつ繰り返しお試しください。

※ 目を休息させたり、体をリラックスさせるなどをしても、目の症状や疲労感に改善がみられない場合は、「目の疲労」ではなく病的な問題も考えられるため、眼科を受診しましょう。

関連記事

オススメコンテンツ

  • メルスプラン WEB申込受付中!
  • レンズをつけるとき、内面に触れない1DAYの新常識【SMART TOUCH】