近視なら老眼にならないは嘘?ビタミンAを補える老眼対策料理5選

近視で若い頃からメガネやコンタクトレンズを使用している人が、「私、近視だから年をとっても老眼にはならないの」なんて話をしているのを聞いたことありませんか?老眼は目の老化現象で誰にでもおとずれる症状であり、近視だからならないわけではありません。今回は、老眼の対策として食べたい料理のレシピ5つを紹介します。老眼にならないと思っていた近視の方もぜひ試してみてください。
近眼の方でも老眼にはなる

一般に近視は遠くが見えにくく、老眼は近くが見えにくい、とされているので、近視の方はメガネをはずせば近くも見えやすいことから、老眼にはならないとまことしやかに信じられていることが多いようですが、はっきりいってこれは単なる都市伝説のひとつ。実際は、近視の方も老眼になるんです!
ただ、近視の人は裸眼なら近くが見やすいということからも、老眼になったことに気づきにくい、ということがあるのかもしれませんね。
ビタミンAを含む食品を食べよう

なるべくなら老眼になる時期は遅らせたいもの。体と同じく目のアンチエイジングには普段からの食生活がとても大切です。特にビタミン群は目にとってとても大切な栄養の宝庫。中でもビタミンAは「目のビタミン」ともいわれ、目を活性化させる働きがあります。レバーやうなぎ、ほうれんそう、チーズなど、ビタミンAが多く含まれる食品を積極的に食事に取り入れてみるのもいいでしょう。
今回はビタミンAを含む食品を使った料理のレシピを5つ紹介します。下のレシピで紹介されているにんじん・ほうれん草・鶏レバー・ピーマン・かぼちゃには「ベータカロチン」が含まれています。ベータカロチンが体内でビタミンAへとかわってアイケアに一役買ってくれるのです。
にんじんとごぼうの胡麻サラダ

あっさりとレモン汁で仕上げたサラダ。おなかの掃除にもGOOD。ごぼうは歯ごたえが残る程度にさっとゆでましょう。
- 材料(2人分)
- にんじん…1本
- ごぼう…1/2本
- A
- オリーブ油…大さじ2
- レモン汁…大さじ2
- 塩…小さじ1
- こしょう…少々
- 砂糖…ひとつまみ
- すりごま…大さじ1
※(3)に使用する酢水を別にご用意ください。
作り方
- 【1】にんじんはスライサーで細切りにします。
- 【2】ごぼうは皮をタワシなどでこすり、スライサーで細切りにします。
- 【3】【2】を一度酢水にさらしてアクを抜き、熱湯でさっとゆでます。
- 【4】ボウルに【A】を混ぜ合わせます。
- 【5】にんじんとごぼうを【4】に加えて和えます。
ほうれん草とチーズのケーキ

たっぷりのほうれん草が食べられる簡単ケーキ。クリスマスパーティーや忘年会など、みんなで集まるときにぴったり。手みやげにもおすすめです。プロセスチーズの代わりにナチュラルチーズを使っても、チーズが溶けて美味ですよ。
- 材料(リング型1個分)
- ほうれん草…1束
- プロセスチーズ…50g
- ホットケーキミックス…250g
- 牛乳…100ml
- 卵…2個
作り方
- 【1】ほうれん草はさっと茹でてしっかりと水気を切り、1センチ幅に刻みます。
- 【2】プロセスチーズは小切りにします。
- 【3】ボウルにホットケーキミックス、牛乳、卵を混ぜ合わせます。
- 【4】【3】に【1】と【2】を加え混ぜ合わせます。
- 【5】リング型に流し入れ、180℃のオーブンで25~30分焼きます。冷めたら切り分けていただきます。
鶏レバーとブロッコリーのごま焼き

鶏レバーとブロッコリーの簡単ごま焼き。魚焼きグリルで焼くので油を使わずヘルシーです。苦手な人も多い鶏レバーですが、めんつゆとごまの香ばしさで、苦手な方でも食べやすいメニューです。
- 材料(2人分)
- 鶏レバー…200g
- ブロッコリー…1/2個
- めんつゆ…大さじ2
- 白ごま・黒ごま…大さじ2
作り方
- 【1】鶏レバーは余分な脂肪を除き、うすくそぎ切りにし、水で洗います。
- 【2】めんつゆ(大さじ1)につけて下味をつけます。
- 【3】ブロッコリーは小房にわけ、残りのめんつゆにつけます。
- 【4】【2】と【3】の汁気を除き、ごまをまぶしつけます。
- 【5】魚焼きグリルで焼きます。
カラフルピーマンと牛肉の炒めもの

色鮮やかなピーマンとパプリカ、牛肉をオイスターソースで炒めた中華風の一品。見た目が華やかなので、おもてなし料理としてもオススメです。ゴマ油の香りがとても香ばしく、ごはんがどんどんすすむメニューです。ベータカロチンは脂溶性なので、油で炒めることで吸収率を高めることが出来ます。
- 材料(2人分)
- パプリカ(赤・黄)…各1/2個
- ピーマン…2個
- 牛薄切り肉…100g
- しょうゆ・ゴマ油(下味用)…各小さじ1
- ゴマ油…小さじ2
- オイスターソース…大さじ1/2
- しょうゆ…大さじ1/2
作り方
- 【1】パプリカとピーマンは軸と種を除き、1センチの輪切りにします。
- 【2】牛肉は一口大に切り、しょうゆとゴマ油で下味をつけます。
- 【3】下味をよくしみこませるために、牛肉を手でもみこみます。
- 【4】フライパンにゴマ油を熱し、【1】と【3】をいため合わせます。
- 【5】オイスターソースとしょうゆで調味します。
かぼちゃ入り コーンブレッド

ホットケーキミックスを使い、フライパンで焼く、簡単ブレッド。マヨネーズをつけて、パン感覚でどうぞ。かぼちゃに、すり下ろしたにんじん、さつまいもなど、カロチンの豊富な野菜をさらに加えるのも、美眼づくりにおすすめですよ!
- 材料(1個分:直径18〜20cmのフライパン相当)
- ホットケーキミックス…200g
- 卵…1個
- 牛乳…50ml
- バター…20g
- クリームコーン…小1缶(190g)
- かぼちゃ…200g
- マヨネーズ…適量
作り方
- 【1】ボウルに、ホットケーキミックス、卵、牛乳、バター、クリームコーンを入れて、よく混ぜ合わせます。
- 【2】かぼちゃはラップをして、電子レンジ強で2分加熱し、種とワタを取り除き、1cm角に切ります。
- 【3】【1】に【2】を加えて、ザックリと混ぜます。
- 【4】フライパンに油をしき、生地を流し込みます。
- 【5】弱火で10~12分焼き、裏返して弱火で5分程焼きます。
- 【6】食べやすい大きさに切り分け、マヨネーズをつけていただきます。
老眼が気になったら「遠近両用コンタクト」も検討しよう

日頃の食事で目を労るだけでなく、あなたが使っているコンタクトレンズも老眼対策に有効な商品に変えてみてはいかがでしょうか。おすすめなのが「遠近両用コンタクトレンズ」です。
一般的なコンタクトレンズは一点がよく見える「単焦点」のレンズとして設計されています。近視の人は遠くがよく見えるようにコンタクトレンズを作ったのはいいものの、近くを見ると目が疲れるようになってしまった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
遠近両用コンタクトレンズは、近くから遠くまでの広い距離の見えやすさを確保するために特殊な仕組みで作られたレンズですので、老化によって目のピント調整が鈍くなったとしても、遠近の両方がすっきり見えて目も疲れにくくなる仕組みなのです。見え方に応じて、コンタクトレンズもアップデートしてみましょう。
まとめ
改めてですが、近視の人でも老眼になります。40歳を過ぎるとピントが合う距離が遠ざかってきて、40歳で20cm、45歳で30cm、50歳になれば40cmとピントを合わせるためにだんだんと長い距離が必要となっていきます。「近視なら老眼にならない」は誤った情報ですから、日頃からのアイケアをぜひ心がけてください。
また今回ご紹介した遠近両用コンタクトレンズは、すでに老眼でお困りの方はもちろん、薄暗いと字が読みづらかったり、以前より目が疲れやすくなったりしている方にもおすすめです。老眼対策だけでなく、目が見えづらいと感じている人は日頃の食事を気遣うのと合わせて、遠近両用コンタクトレンズの使用をぜひ検討してみてください。