メガネと比べてこんな違いが!コンタクトレンズの長所・短所まとめ | コンタクトレンズのメニコン

メガネと比べてこんな違いが!コンタクトレンズの長所・短所まとめ

コンタクトイメージ

いままでメガネを使っていたが、コンタクトレンズに切り替えようか悩んでいる。そんなあなたに今回はコンタクトレンズならではの特徴に加えて、メガネと比較する形でのメリットもまとめてみました。ぜひ検討の際の、参考にしてみてください。

コンタクトレンズのメリット①
コンタクトレンズにはフレームがない!

コンタクトレンズにはフレームがない!

コンタクトレンズとメガネを比較すると、フレームの有無が違いとしてまず挙げられます。フレームがなければ下の3つのようなメリットが得られるのです。

■ 素顔の魅力100%

フレームが邪魔にならないため、素顔のままでスッキリ爽やかと生活できます。使用していることが他人からは容易にわからないため、見た目が気になるお年頃の学生さんにとくにおすすめです。

■ 約180度のワイドな視野

メガネのフレームは、視界をさえぎって邪魔になるケースがあります。メガネの視界は約120度に対しコンタクトレンズの視野は180度~210度です。広い視野が得られます。

■ 汗でズレない

汗をかくと、メガネではフレームがズレて気になる場合があるでしょう。コンタクトレンズなら汗でズレることはありません。汗によるズレやフレームが邪魔なことでのストレスもなくなり、スポーツをするシーンでも快適に使用できるでしょう。

コンタクトレンズのメリット②
レンズの違いによるコンタクトレンズのメリット

曇ったメガネイメージ

コンタクトレンズにもメガネにもレンズがある点は同じです。ただそれぞれのレンズの使い方の違いから、下のようなメリットがコンタクトレンズにはあります。

■ レンズがくもらない

コンタクトレンズは涙で常に濡れています。そのため湯気や雨などで湿気が多くなっている環境下でもくもりません。温度差のある場所を行き来した時やマスクをしている時にもメガネのようにくもることはないでしょう。

■ 左右で視力に差があっても爽やかアイライフ

左右の眼に屈折差があることを「不同視」といいます。不同視の方が左右のレンズ度数の差が大きいメガネを使用すると、モノの大きさが異なって見えるため、目が疲れたり、頭痛がおきたりすることがあります。
このようなトラブルを防ぐため、一般的には2.00D(2.00ジオプター)以上の差があるメガネは作成ができないと言われています。
しかしコンタクトレンズならば、左右の像の大きさがあまり変わりません。そのため左右で視力の違いからくる目の疲れや頭痛のようなトラブルは少なくなります。

■ 強度の近視でもモノの大きさは実物大

近視の度合いが強くなればなるほど、メガネはレンズが厚くなりモノを見たら実際よりも小さく見えてしまいます。強度の近視や遠視の人だとしても、コンタクトレンズならば実物大とほとんど変わらない大きさでモノが見えます。
実際とモノの大きさが違って見える現象を「不等像」といいますが、レンズ度数が強くなるほど、コンタクトレンズの方が拡大率が小さく不等像を起こすことが少ないです。

プリズム作用や収差の影響がほぼない!コンタクトレンズの特長とは

コンタクトケースイメージ

またコンタクトレンズ単体で見たときの長所もまとめておきましょう。専門的な言葉が多くて難しいかもしれませんが、参考にしてみてください。

■ プリズム作用がほとんどない

レンズには光学的な中心(光学中心)があります。使う人の瞳孔中心間距離に応じて光学中心を調整するのですが、視線と光学中心があわない場合があるのです。そのとき、物が実際の位置よりずれて見えることを「プリズム作用」といいます。コンタクトレンズでもプリズム作用がおこるときはありますが、無視できる程度で済みます。

プリズム作用がほとんどない

■ 収差の影響がほとんどない

光線がレンズを通過するとき、通過する位置・方向や波長の違いによって光線が収束する位置にズレる現象を「収差」といいます。レンズと眼の間にコンタクトレンズはすきま(頂間距離)がなく、レンズの光学中心と視軸とのズレが小さいことなどにより、収差の影響をほとんど受けません。

収差の影響がほとんどない

■ 円錐角膜や不正乱視等の矯正が可能である

ハードコンタクトレンズの場合、コンタクトレンズをつけるとレンズと角膜の間に涙が浸透してすきまを埋めるため、屈折系が新たにできます。
つまり、角膜のひずみが涙によって矯正されるのです。
この働きから、メガネやソフトコンタクトレンズでは矯正ができない円錐角膜や不正乱視の矯正も可能になります。

コンタクトレンズの短所には取扱い・装用の難しさや角膜障害のリスクが

コンタクトレンズの取扱いイメージ

メリットや長所だけでなく、短所も紹介しておきましょう。まず取扱い・装用に細心の注意を必要とする点は、メガネよりもコンタクトレンズの方が大きく当てはまります。メガネは簡単に着脱できますが、コンタクトレンズは眼科でつけはずしの練習が必要です。

また慣れるのに個人差があるのは共通するかもしれません。ただ装用初期に異物感を感じたりするのはコンタクトレンズならではの短所です。ほかにも眼疾患がある場合は使用できません。下にまとめたような疾患がある人や習慣で生活している人はコンタクトレンズの使用を控えてください。

[禁忌例]
・眼瞼感染症および異常、結膜感染症および異常、角膜感染症および異常、虹彩感染症 および異常、その他医師が不適当とした疾患
・医師の指示に従うことができない者
・良好な衛生状態が保てない者
・極度に神経質な者
※以上は一般的な禁忌例であるが、最終的には眼科医の判断による

まとめ

コンタクトレンズの取扱いイメージ

今回はコンタクトレンズのメリット・デメリットの両方を紹介しましたが、読んでみてもまだコンタクトレンズへの切り替えに不安が残っている方は眼科やコンタクトレンズ販売店で相談をしてみましょう。眼科での検査後コンタクトレンズを実際に装用することも可能ですので、メガネとの違いをご自身でも体感してみましょう。
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