遠近両用コンタクトレンズで老眼対策!30代でも気をつけたいスマホ老眼とは? | コンタクトレンズのメニコン

公開日:2024年8月7日

遠近両用コンタクトレンズで老眼対策!30代でも気をつけたいスマホ老眼とは?

遠近両用コンタクトレンズで老眼対策!30代でも気をつけたいスマホ老眼とは?

最近、『近くが見えづらい、疲れているのかな?』と感じることはありませんか?もしかすると「老眼(老視)」が生じている可能性があります。30代などの若い世代でも老眼の症状が出る場合もあります。老眼なのか、違う原因なのか。セルフチェックやケアの方法を紹介します。

老眼とは?セルフチェックにもトライ!

老眼とは?セルフチェックにもトライ!

老眼とは、遠くを見たり近くを見たりするピントの調整力が衰えることによって起こるもので、近く(手元)が見えづらくなる症状です。年齢を重ねると誰にでも起こります。

見え方のメカニズム

「水晶体」の厚みを無意識の内に調節して、私たちはものにピントを合わせています。水晶体の厚みを調節する上で重要な役割を果たすのが、目の周りにある「毛様体筋」と呼ばれる筋肉です。水晶体の弾力や毛様体筋の筋力が加齢によって低下することで老眼は起こります。老眼なのに無理を続けると、目が疲れるだけでなく、頭痛・肩こり・吐き気などの体調不良につながる恐れもあります。

老眼の代表的な症状(セルフチェック項目)

老眼の代表的な症状として、下記のようなものが該当します。

・目を酷使すると肩こりや頭痛がする
・慢性的な目の疲れを感じる
・夕方になると文字などが見えづらい
・何となく焦点が合わない
・目が乾燥しやすい

当てはまる症状がある場合は、老眼が始まっているのかもしれません。ただしセルフチェックはあくまで目安です。ほかの原因による症状の可能性もあります。気になる場合は眼科を受診しましょう。

また、老眼の症状や原因については、遠近両用コンタクトレンズ「Lactive」のページで詳しくまとめています。そちらもご確認ください。

遠近両用コンタクトレンズLactive

スマホからできる「おとなのお手元年齢セルフチェック」

手元の見えづらさをスマホと顔との距離でチェックできる「おとなのお手元年齢セルフチェック」も活用してみてください。

「おとなのお手元年齢セルフチェック」

30代から老眼になる可能性はある

セルフチェックをしてみると、老眼の可能性が疑われる人もいたのではないでしょうか。老眼になるのは高齢になってからとは限りません。ピントを合わせる能力は、10歳でピークを迎え、30代になるとピーク時の半分近くまで落ちてしまいます。早いと、30代から徐々に近くが見えづらくなり老眼を自覚し始める場合もあるのです。

10歳をピークに機能が低下!

30代からの老眼の可能性に関するデータも見てみましょう。30代から50代の男女3,000名(各年代1,000名ずつ)を対象として行われたインターネット調査(2022年2月メニコン調べ)によると、「30代で約76%」「40代で約79%」の人に老眼の可能性があるとの結果が出ました。

老眼の可能性の図

老眼の可能性の図

パソコンやスマホの利用が原因で引き起こされる「スマホ老眼」

パソコンやスマホの利用が原因で引き起こされる「スマホ老眼」

「老眼」に関して、近年問題視されているのが「スマホ老眼」です。パソコン業務やスマホ利用時間の増加によって、近くの画面を見続ける場面が増えました。近くを見るときには、水晶体を厚くするために毛様体筋が緊張状態になっています。近くを見る時間が長くなれば、毛様体筋の緊張状態も継続し、眼疲労(疲れ目)につながりやすくなります。そのため毛様体筋が疲弊してピントの調節がしづらくなり、老視と同じような症状が現れます。これを「スマホ老眼」と言います。パソコンやスマホを1日に3時間以上見ていたり、画面から目を離した直後に遠くが見えづらかったりする場合はスマホ老眼の可能性があります。

老眼とスマホ老眼の違い

スマホ老眼でも、一般的な老眼と似た症状が確認できます。たとえば手元に視線をずらすとピントが合いづらい、近くがぼやけて見えるなどです。

違いとして挙げられるのは、発症する原因です。一般的な老眼は、加齢によって引き起こされます。加齢によって目の周りの筋力が低下したり水晶体が硬化したりするのが一般的な老眼の原因です。つまり、年齢を重ねれば誰しも老眼になる可能性があるといえます。

対するスマホ老眼は、眼疲労(疲れ目)が主な原因です。毛様体筋が疲弊してピントが合いづらい状態になっています。そのため、若者にもスマホ老眼が多く見られるのです。スマホ老眼の場合は、目の疲れを和らげる・意識的に目を労る生活を送るようにすると、症状が緩和できる可能性もあります。

老眼の対処法には遠近両用コンタクトレンズがおすすめ

1DAYメニコン マルチフォーカル

老眼のケアというと、老眼鏡(メガネ)が思いつくのではないでしょうか。老眼鏡も便利ですが、「遠近両用コンタクトレンズ」もおすすめです。遠近両用コンタクトレンズは一般的な近視や遠視用のレンズと違い、一つのレンズの中に遠くを見るための度数と近くを見るための度数が入っています。

遠近両用コンタクトレンズのメリット

スポーツを楽しめる

遠近両用コンタクトレンズであれば、通常のコンタクトレンズと同様にスポーツに集中できます。メガネのフレームのように邪魔にならず、破損を気にせずに体を動かせます。スキー中のゴーグルや夏の日差しの中でサングラスをかけることも可能ですね。

テレビを見ながら手仕事ができる

老眼によって手元がぼんやりすると、これまでは何ともなかった細かい作業を億劫に感じてしまうかもしれません。例えばテレビを見ながら作業する場合、手元の針に糸を通したり、文字を書いたりするたびに、老眼鏡をかけたり外したりするのはわずらわしいものです。遠近両用コンタクトレンズなら近くと遠くを交互に見る場合でも、かけ外しは不要です。

本が読みやすい

本や雑誌を読むときに下向きになるため眼鏡がズレてしまった経験がある方もいるでしょう。遠近両用コンタクトレンズなら読書も楽しみやすくなります。また、ガイドブックを読みながら景色を見るといった旅行の場面でも見え方を気にせず楽しめそうですね。

周りの人に老眼だと気づかれにくい

遠近両用コンタクトレンズは通常のコンタクトレンズと同じ見た目のため、老眼鏡をかけるのに比べると老眼であることが周囲の人に気づかれない利点もあります。老眼鏡に抵抗がある方におすすめしたいのが遠近両用コンタクトレンズです。

コンタクトレンズとメガネの違いを知って使い分けよう

コンタクトレンズとメガネのそれぞれの特徴を踏まえ、好みやライフスタイルにあったものを選びましょう。

見え方が自然なのはコンタクトレンズ

メガネはレンズの範囲しか視力矯正がされません。その点コンタクトレンズは通常の目の視野と同じ範囲で見えるため、見え方が自然です。

手入れが簡単で手軽なのはメガネ

メガネはメガネ拭きで拭くだけなので手入れが簡単です。コンタクトレンズは使い捨ての1DAYタイプなら手入れ不要でこちらも取り扱いやすいでしょう。一方、2WEEKタイプなど手入れが必要なタイプもありますので注意が必要です。

寝落ちする・夜更かしさんにはメガネ

長時間コンタクトレンズを使用すると、目に負担がかかり眼病のリスクが高くなります。またコンタクトレンズをつけたまま寝てしまうことも目の負担になり避けなければいけません。寝落ちする前にコンタクトレンズを外す、長時間起きている場合はメガネに替えるなど適切な使い分けが大切ですね。

老眼鏡によって印象を変えたくない場合は遠近両用コンタクトレンズ

コンタクトレンズは装用しているのが周りから気づかれにくいという利点もあります。そのため、老眼鏡着用を控えたい人にも遠近両用コンタクトレンズはおすすめです。また、遠近両用コンタクトレンズにはカラコン(カラーコンタクトレンズ)もあるので、今までカラコンを使ってきた方もおしゃれを楽しみ続けられます。

■メニコンの遠近両用カラコン

2WEEKメニコン Rei

2WEEKメニコン Rei

 

老眼・スマホ老眼のセルフケア方法

目もトレーニングにより若々しさを保つことが期待できます。次のような方法でケアをしてみましょう。

■意識的にまばたきをする

こまめなまばたきを心がけ、涙の循環を促進しましょう。

■目の周りを温める

血行の促進や筋肉をほぐす作用が期待できます。

■目にいい栄養素を摂る

酸化を抑える働きがある栄養素を摂取しましょう。レタスやブロッコリーなどから「ルテイン」、ブルーベリーやカシスなどから「アントシアニン」を摂取するといいでしょう。

■パソコンやスマホを離して使う

パソコンやスマホを離して使うと目の負担が軽減できます。40cm以上は離すのが望ましいです。

■小休憩を入れながらパソコンやスマホを使う

定期的に小休憩(1時間に5~10分ぐらい)を入れ、パソコンやスマホを目から離して遠くを見ると、目の負担を緩和できます。

■部屋全体やディスプレイの明るさを調整する

部屋やディスプレイを目が疲れにくい適度な明るさに調整し、目に優しい環境を整えましょう。

まとめ

30代の若い世代でも老眼になる可能性はあります。しかし「近くが見えづらい」といっても、乱視や単なる視力低下の可能性もあり、老眼だと自己判断することは難しいです。老眼は一度なったらそのままなのではなく、ある程度の年齢(おおよそ60歳頃)まで緩やかに進行していきます。少しでも目の不調が気になったら、まずは眼科に相談してみましょう。眼科医の指示に従って、自分の目やライフスタイルに合ったコンタクトレンズを選択しましょう。

■メニコンの遠近両用コンタクトレンズシリーズ「Lactive(ラクティブ)」

遠近は、まだ早いと思ってない?気がついていないだけで、はじめどきかも。
近くも遠くも、メニコンの遠近両用コンタクトレンズシリーズ「Lactive(ラクティブ)」。
1DAY、カラコンやハードコンタクトなどラインナップも豊富。Lactiveでもっとアクティブな毎日を!

遠近両用コンタクトレンズLactive

※Lactive(ラクティブ)はLiveとActiveに由来する造語です。

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