コンタクトレンズをつけたままプールや海で泳ぐのはNG!度付きゴーグルとの使い分けを! | コンタクトレンズのメニコン

公開日:2024年7月16日

コンタクトレンズをつけたままプールや海で泳ぐのはNG!度付きゴーグルとの使い分けを!

コンタクトレンズをつけたままプールや海で泳ぐのはNG!度付きゴーグルとの使い分けを!

プールや海で泳ぐとき、『コンタクトレンズはつけたままでもいいのか?』と疑問に思ったことはありませんか。結論を言うと、プールや海で泳ぐときにはコンタクトレンズをはずすようにしましょう。コンタクトレンズをはずすと前が見えず泳ぎにくい場合には、度付きゴーグルをおすすめします。泳ぐときになぜコンタクトレンズをはずさないといけないのか、また度付きゴーグルがどのようなものなのかをチェックしていきましょう。

コンタクトレンズをプールや海で泳ぐときにはずした方がいい理由3つ

コンタクトレンズをプールや海で泳ぐときにはずした方がいい理由3つ

プールや海などで泳ぐときには、コンタクトレンズをはずすのが原則です。理由は、下記の3つのようなリスクがあるからです。

眼病のリスクがある

自然環境である海はもちろん、人工的に管理されているプールの中にも雑菌や不純物があります。コンタクトレンズを装用したままで顔を水につけると、雑菌や不純物がコンタクトレンズに付着して眼病につながる恐れがあります。ソフトコンタクトレンズは特に、水を吸う性質があるため、プールの水を消毒するための薬剤などの影響も心配です。

人間は通常、抗菌作用を持つ成分を含む涙をまばたきによって循環させ、付着した雑菌や不純物を洗い流しながら目を守っています。コンタクトレンズをつけていると、涙による洗い流しが弱くなります。そこに海やプールの水を介して雑菌や不純物が付着するのは、目の健康の観点でよくないわけです。

コンタクトレンズが変形するリスクがある

ソフトコンタクトレンズには、水分を吸って変形する可能性もあります。ソフトコンタクトレンズは、洗浄液やMPS(マルチパーパスソリューション、1本で洗浄・消毒・すすぎ・保存が可能な消毒液)などのケア用品の使用によって、塩分などの濃度を涙液に近い状態にすることで形が安定するように作られています。濃度が違う海水や水道水に触れると、浸透圧の違いによりコンタクトレンズが変形しやすくなってしまうのです。

一度変形したソフトコンタクトレンズは、装用できません。装用期間のタイプに関わらず装用しないでください。目の健康を脅かすリスクがあります。

コンタクトレンズを紛失するリスクがある

ハードコンタクトレンズであれば水を吸わないので大丈夫…ではありません。はずれて紛失する可能性があります。水によって目から流れ落ちるのはもちろん、飛び込みやウォータースライダーなどによって目に圧力がかかったり、誰かとぶつかったりしてコンタクトレンズがはずれる場合もあります。ゴーグルでカバーすればいいと思う人もいるかもしれません。しかし、ゴーグルをしていてもバンドがゆるみ、水が入ってコンタクトレンズがはずれることもあります。紛失してしまったらそのあと泳ぐことも楽しめなくなってしまいます。

コンタクトレンズユーザーが海やプールで泳ぐときは度付きゴーグルを

コンタクトレンズユーザーが海やプールで泳ぐときは度付きゴーグルを

コンタクトレンズユーザーがプールや海などで泳ぐときには、泳ぐ前にコンタクトレンズははずして、度付きゴーグルを使うのがおすすめです。メガネのように、視力矯正のための度が入っているゴーグルが販売されています。度付きゴーグルには下記のような利点があります。

■度付きゴーグルの利点

〇プールの水に含まれる消毒剤や海水による刺激などから、目を覆って守れる(紫外線をカットする機能があるものも)。
〇コンタクトレンズをはずせる分、水を媒介として感染する眼病のリスクを抑えられる。
〇コンタクトレンズやメガネを破損・紛失する心配がない。
〇水中でもしっかり見える(特に子連れの親御さんは、お子さんの状態確認がしやすい)。

度付きゴーグルは、専用フレームと、左右それぞれの視力に合わせた度のアイカップを買って使います。コンタクトレンズやメガネの度数をもとに選びますが、取り扱いのある眼科医もしくはメガネ店・スポーツ用品店などのスタッフに相談して購入するのがおすすめです。

またプールや海で泳ぐときには、1DAYタイプのコンタクトレンズは、一度はずした場合は新しいものを使用するようにしましょう。1DAYタイプ以外のコンタクトレンズをお使いの場合には、コンタクトレンズをはずしたあとに保存するためのレンズケースと保存液も準備しておきましょう。はずすときや改めてつけるときには、しっかり洗った清潔な手でコンタクトレンズを扱ってください。もし持って来るのを忘れた場合は、メニコンの「コンビニエピカ」(ソフトコンタクトレンズ用)のように、コンビニで購入できるケア用品もあります。

1DAYコンタクトレンズであっても泳ぐ際はレンズをはずすのが原則

1DAYコンタクトレンズであっても泳ぐ際はレンズをはずすのが原則

水からあがってすぐにはずせる・捨てられる点から、“1DAYコンタクトレンズならいい”との意見も見受けられます。しかし、眼病のリスクや、水中で突然はずれて見えなくなって慌てる、ゴミになってしまうなどの可能性を考えると、泳ぐ場合はコンタクトレンズをはずす方が安心です。

引率の親御さんなど、泳がない人は1DAYコンタクトレンズでもいいかもしれません。もちろん水に入る場合は、事前にはずすのが望ましいです。またトラブルに備えて、予備のコンタクトレンズや念のためメガネも持参するのがいいでしょう(プールによってはプールサイド・プール内でメガネの着用が不可のところもあるのでご注意ください)。

まとめ

プールや海で泳ぐときには、コンタクトレンズをはずすのが安心です。見え方が心配な場合は、コンタクトレンズの代わりに度付きゴーグルを利用するのも手です。度付きゴーグルは、コンタクトレンズの販売店で購入できる場合もあるのでお店に問い合わせてみてください。

そして間違えてつけたまま泳いでしまった場合は、コンタクトレンズをすぐにはずしましょう。目を点眼液などで潤し、メガネをかけるか、少し目を休ませてから新しいコンタクトレンズを装用してください。もちろん、プールの水や海水に触れたコンタクトレンズは使用できません。

はずしても充血や痛みがあるなどの異常がある場合は、早めに眼科を受診しましょう。さまざまな準備物を紹介しましたが、プールや海などのレジャーに出かけるときには、ケガや急病に備えて「健康保険証」も持参すると安心です。

■1DAYコンタクトを、枚数を気にせずに使いたいあなたにはメルスプラン!
海やプールに行く際、普段1DAYコンタクトレンズをご使用の方は、行きと帰りで2セットのコンタクトレンズが必要です。一度はずした1DAYコンタクトレンズは再使用できません。
手持ちの1DAYコンタクトレンズが早くなくなって費用が心配…なあなたにはメルスプランがおすすめ!予定より早くコンタクトレンズを使い終わりそうな場合でも、追加費用なしで新しいコンタクトレンズをお渡しします。
※眼科医の判断と、メルスプラン加盟施設へのご来店が必要です。

メルスプランについて詳しくはこちら >>

定額制コンタクト MELS PLAN

関連記事

オススメコンテンツ

  • メルスプラン WEB申込受付中!
  • レンズをつけるとき、内面に触れない1DAYの新常識【SMART TOUCH】