カラコンの「DIA.」とは?着色直径(外径)との違い、カラコンの失敗しない選び方 | コンタクトレンズのメニコン

公開日:2026年7月27日

カラコンの「DIA.」とは?着色直径(外径)との違い、カラコンの失敗しない選び方

カラコンの「DIA.」とは?着色直径(外径)との違い、カラコンの失敗しない選び方

カラコンのパッケージに記載されている「DIA.」とは、レンズ全体の直径(サイズ)を示す数値のことです。似た用語である「着色直径(外径)」とは意味が異なり、装用感にも影響します。
この記事では、「DIA.」の基本的な意味や着色直径(外径)との違い、失敗しないカラコン選びのポイントをわかりやすく解説します。

カラコンの「DIA.」とは?着色直径(外径)との違いは?

カラコンの「DIA.」とは?着色直径(外径)との違いは?

カラコンの「DIA.」の意味や、混同されがちな「着色直径(外径)」との違いを併せて紹介します。

そもそも「DIA.」とは?

パッケージに書いてある「DIA.」とは、コンタクトレンズの直径(単位:mm)を表す数値です。Diameterの略で、ダイアメーターと読みます。一般的にハードコンタクトレンズは、黒目より小さいので「DIA.」の数値は9mm前後、対するソフトコンタクトレンズは、黒目より大きく、「DIA.」の数値は14mm前後です。

着色直径(外径)と「DIA.」の違いは?

カラコンの「DIA.」とは?着色直径(外径)との違いは?

着色直径(外径)は、レンズの色がついている部分の大きさを指します。一方、「DIA.」はレンズ全体の直径です。

フチまで着色されていない限り、着色直径(外径)よりも「DIA.」のほうが基本的には大きい値になります。

カラコンの正しい選び方や「DIA.」の調べ方

カラコンの正しい選び方や「DIA.」の調べ方

つづいて、カラコンの正しい選び方や「DIA.」の調べ方を紹介します。

適度な大きさのカラコンを選ぶのが重要

黒目を大きく見せるために、着色直径が大きめのカラコンを選ぶこともあるでしょう。しかし、カラコンは「DIA.」や「着色直径」、その他の数値もあわせて、自分の目に合ったものを選ぶことが大切です。

一般的に、着色直径が大きいほど黒目を大きく見せる効果があるとされています。ついつい着色直径のみを確認し、大きなものを選びがちですが、それだけでは目に負担がかかったり、不自然に見えたりすることもあります。

見た目の印象に加え、装用感や安全性も考慮することが大切です。

実際に装用し、自分の黒目の大きさや全体のバランスに対して不自然ではないか、また装用感に問題がないかを確認し、適度な大きさのカラコンを使うようにしましょう。

自分に合う「DIA.」は眼科で確認することが大切。ほかの数値も重要

「DIA.」を含め、コンタクトレンズの数値は自己判断ではなく眼科で確認することが大切です。

カラコン選びでは、以下のような項目を総合的にチェックする必要があります。

■B.C. :ベースカーブ

「B.C.」とは、コンタクトレンズ内側のベースカーブ(丸み)を意味する数値です。Base Curveの頭文字を取った名称で、曲率半径(単位:mm)で表します。「B.C.」の数値が小さければコンタクトレンズのカーブがきつく、大きければ緩やかになります。
「DIA.」と同様に「B.C.」も、コンタクトレンズの装用感や安定性に影響する数値です。もし合わない「B.C.」のコンタクトレンズを装用していると、涙液交換がスムーズに行えなかったり目がキズついたりする原因になります。

■P./D/PWR:度数

コンタクトレンズの度数(屈折力)を示すときに「P.」という表記を使います。Powerの頭文字から取られた名称です。「P.」のプラスの数値が大きくなると遠視の矯正度数が強いことを表し、マイナスが大きくなるほど近視の矯正度数が強いことを表します。単位はD(ディオプター)です。
適切な「P.」のコンタクトレンズを使用していないと、ピントを合わせるために通常よりも目に多くの負担をかけることになります。結果的に頭痛・目の疲れ・肩こりの原因になる可能性が指摘されているので、自分に合った「P.」のコンタクトレンズを使用しましょう。
「P.」のほかに以下のように表記されている場合がありますが、いずれも度数の意味です。
・「D」:Diopterの略称
・「PWR」:Powerの略称

■CYL:乱視の度数

乱視矯正用のコンタクトレンズには、乱視度数(別名:円柱度数)を表す数値「CYL」が記載されているでしょう。Cylinderの略称から付けられた名前で、「CYL」のマイナスの値が大きくなればなるほど乱視が強いことを意味します。
乱視の矯正が必要と判断された場合、乱視度数(CYL)が入っていない通常のコンタクトレンズを使用しても、乱視による見えにくさを十分に補正できないことがあります。

■AX/AXIS:乱視の角度

「AX」は、乱視の角度を表す数値です。乱視にまつわる数字であるため、「CYL」とセットで表記されます。Axisの頭文字から取った名称で、そのまま「AXIS」と表記される場合もあります。

■ADD:加入度数

遠近両用のコンタクトレンズには、遠近の度数差(加入度数)を示す「ADD」が記載されています。Additionの頭文字から付けられた名称です。「ADD+1.00」などとプラスの数字で表記され、近くを見るとき用の度数をどれだけ緩めるかを示します。

カラコンの着色直径(外径)による印象の違い

カラコンの着色直径(外径)で見た目の印象は変わります。大きさごとに印象の違いをまとめてみました。

■着色直径(外径)12.8mm以下

黒目とほぼ同じ大きさなので、見た目の変化も少ないです。印象を変えたいときは、カラーやデザインを工夫してみましょう。初めてカラコンをつける方で、印象を変え過ぎたくない場合などに選ばれる傾向があります。

■着色直径(外径)12.9mm~13.1mm

黒目が自然に強調される大きさで、少しイメージチェンジするぐらいで、違和感を抑えられます。ナチュラルメイクや素顔に合わせやすいです。

■着色直径(外径)13.2mm~13.5mm

黒目よりも適度に大きいサイズで、自然に瞳の印象を強めます。かわいい系の服装や、しっかりしたメイクをするときに相性がいいでしょう。

■着色直径(外径)13.6mm~14.0mm

カラコンを装用していることがはっきりわかるサイズで、黒目が大きく強調されます。

■着色直径(外径)14.1mm以上

イベントやコスプレで黒目を派手に演出したいときに適したサイズです。不自然に浮いて見えるぐらい黒目が大きく見えるので、カラーやフチのデザインに注意して選びましょう。

シーン別 選ばれることが多い着色直径(外径)のサイズ

シーン別で、選ばれることが多い着色直径(外径)のサイズもまとめてみました。

■自然に魅せたい人に選ばれることが多いサイズ

着色直径(外径)が13.1mm以下であれば自然な印象を演出しやすいです。フチなしやぼかしフチのものは、ふんわりと黒目になじみやすいです。

■日常シーンで選ばれることが多いサイズ

着色直径(外径)13.2mm~13.5mmぐらいが選ばれる傾向があります。また、黒目の輪郭をナチュラルに大きく見せられる「サークルレンズ」も選択の一つでしょう。

■しっかり盛りたい人に選ばれることが多いサイズ

着色直径(外径)13.6mm以上のカラコンが選ばれる傾向があります。目元を強調して黒目をより大きく見せたい場合は、フチが太いカラコンも方法の一つです。白目との境目がくっきり出て、黒目の印象が強くなります。

カラコンの「DIA.」に関するQ&A

カラコンの「DIA.」に関するQ&A

カラコンの「DIA.」に関するよくある疑問とその答えをまとめてみました。

カラコンの「DIA.」が合っていないとどのような影響がある?

「DIA.」が合っていないと、レンズがずれやすくなったり、違和感を覚えたり、乾燥を感じたりする原因になります。
さらに、角膜に負担がかかることでトラブルにつながる可能性もあります。

日本人に合う「DIA.」の目安は?

明確な「日本人向けのDIA.の基準」はありません。黒目の大きさや目の形には個人差があるためです。そのため、自分の目の状態に適したレンズサイズは眼科で判断してもらいましょう。

なお、着色直径(外径)は、メニコンが調査(2021年、n=1,034)したところ、日常使いしたいのは「自然になじむ13.1~13.4mm」と答えた人が38%で最多でした。参考にしてみてください。

カラコンとサークルレンズの違いは?

カラコンとサークルレンズの違いは下のようなものです。

■カラコン:黒目の色の見え方を変えるコンタクトレンズ。印象を変えたいときに選ばれることがあります。

■サークルレンズ:黒目の輪郭をナチュラルに大きく見せるコンタクトレンズ。自然な発色のものが多く、普段使いしやすい。

今はどちらの役割も備えたカラコンも増えています。目的に合わせて自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。

まとめ

カラコンを含むコンタクトレンズは、透析器や人工呼吸器と同じ高度管理医療機器です。副作用や機能障害が生じたとき、人の生命や健康に影響を与える恐れがあるため、適切な管理が求められます。

デザインやサイズだけで選ぶのではなく、「DIA.」や「B.C.」などの数値が自分の目に合っているかを確認することが大切です。

使用する際は、必ず眼科で検査・相談を行い、自分に適したカラコンを選びましょう。

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