公開日:2026年6月16日
老眼には遠近両用コンタクトレンズ!?メガネと比べてのデメリットは?乱視や近視の場合の対策も解説
最近、「近くが見えづらい」「少し目が疲れやすい」と感じることはありませんか?それはもしかすると「老眼(老視)」のサインかもしれません。老眼は年齢を重ねてから起こるものと思われがちですが、実は30代などの若い世代でも症状があらわれることがあります。老眼なのか、それとも別の原因によるものなのか。セルフチェックの方法や目のケアについてわかりやすく解説します。
老眼とは?セルフチェックにもトライ!
老眼とは、遠くを見たり近くを見たりするピントの調整力が衰えることによって起こり、近く(手元)が見えづらくなる症状を指します。加齢にともなって、誰にでも起こる可能性があります。
私たちは、目の中にある「水晶体」の厚みを無意識のうちに調節しながら、ものにピントを合わせています。この水晶体の厚みを調節するうえで重要な役割を果たしているのが、目の周りにある「毛様体筋」と呼ばれる筋肉です。
年齢を重ねることで、水晶体の硬化や毛様体筋の筋力が低下すると、ピント調節がうまくいかなくなり、老眼の症状があらわれます。そのままの状態で無理を続けると、目が疲れやすくなるだけでなく、頭痛や肩こりなどの体調不良につながる恐れもあります。
老眼の代表的な症状(セルフチェック項目)
老眼の代表的な症状には、次のようなものがあります。
・目を酷使すると、肩こりや頭痛が起こる
・慢性的に目の疲れを感じる
・夕方になると、文字などが見えづらくなる
・ピントが合いづらいと感じることがある
・目が乾燥しやすい
これらの症状に当てはまる場合、老眼が始まっている可能性があります。ただし、セルフチェックはあくまで目安です。ほかの原因で似た症状が出ている場合もありますので、少しでも気になる場合は眼科を受診しましょう。
また、老眼の症状や原因については、メニコンの遠近両用コンタクトレンズシリーズ「Lactive(ラクティブ)」のページで詳しく紹介しています。
スマホからできる「おとなのお手元年齢セルフチェック」
手元の見えづらさをスマホと顔との距離でチェックできる「おとなのお手元年齢セルフチェック」も活用してみてください。
30代から老眼になる可能性はある
セルフチェックをしてみて、老眼の可能性が気になった方もいるのではないでしょうか。老眼は高齢になってから生じるものと思われがちですが、実は年齢にかかわらず、誰にでも起こりうる現象です。ピントを合わせる能力は、10歳ごろにピークを迎え、その後は徐々に低下していきます。30代になると、ピーク時の半分近くまで低下するといわれており、早い方では30代から少しずつ近くが見えづらくなり、老眼を自覚し始める場合もあります。
30代からの老眼の可能性に関するデータも見てみましょう。30代から50代の男女3,000名(各年代1,000名ずつ)を対象として行われたインターネット調査(2022年2月メニコン調べ)によると、「30代で約76%」「40代で約79%」の方に、老眼の自覚症状や兆候がみられる可能性があるとの結果が出ています。
老眼には遠近両用コンタクトレンズがおすすめ
老眼のケアというと、老眼鏡(メガネ)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。老眼鏡も便利なアイテムですが、「遠近両用コンタクトレンズ」も選択肢のひとつです。
遠近両用コンタクトレンズのメリット
遠近両用コンタクトレンズのメリットは、手元用の眼鏡をかけなくても近くにピントが合うことです。一般的な近視用・遠視用のコンタクトレンズとは異なり、1枚のコンタクトレンズの中に遠くを見るための度数と、近くを見るための度数の両方が組み込まれています。視線を動かすなかで、見る距離に応じて使用される度数が自然に切り替わり、近くも遠くもスムーズにピントが合う設計になっています。
なお、メニコンでは遠くを見るとき用(遠用部)と近くを見るとき用(近用部)の2つの度数が設定された「バイフォーカルデザイン」に加え、その中間(移行部)の度数も変化させることで、より自然な見え方を追求した「プログレッシブデザイン」の遠近両用コンタクトレンズも用意しています。
※見え方には個人差があります
コンタクトレンズとメガネの違い(メリット・デメリット)を知って使い分けよう
コンタクトレンズとメガネには、それぞれ異なる特徴があります。好みやライフスタイルに合わせて、上手に使い分けましょう。
■手入れが簡単で手軽なのはメガネ
メガネは、メガネ拭きで拭くだけなので手入れが簡単です。コンタクトレンズも、使い捨ての1DAYタイプであれば手入れは不要で、取り扱いやすいでしょう。一方で、2WEEKタイプなどは定期的なお手入れが必要なため、注意が必要です。
■寝落ちする・夜更かしさんにはメガネ
コンタクトレンズを長時間使用すると目に負担がかかり、眼病のリスクが高まります。また、装用したまま寝てしまうことも目の負担になるため避けなければなりません。寝落ちする前にコンタクトレンズをはずす、長時間起きている場合はメガネに替えるなど、適切な使い分けが大切です。
■自然な見え方を求めるならコンタクトレンズ
メガネはレンズの範囲でのみ視力矯正が行われます。その点、コンタクトレンズは通常の目の視野と同じ範囲で見えるため、より自然な見え方が期待できます。
■スポーツを楽しむならコンタクトレンズ
コンタクトレンズであれば、メガネのフレームを気にすることなくスポーツに集中できます。破損の心配が少なく、スキー中のゴーグルや夏の日差しの中でサングラスをかけることも可能です。
■姿勢を気にせず本が読みやすいのはコンタクトレンズ
本や雑誌を読むときは下向きになるため、メガネがずれてしまった経験がある方もいるでしょう。コンタクトレンズなら姿勢を気にせず、読書が楽しめます。遠近両用コンタクトレンズであれば、ガイドブックを読みながら景色を見るといった旅行の場面でも、見え方を気にせず楽しめそうです。
■老眼鏡をかけはずししなくて良いのはコンタクトレンズ
老眼によって手元がぼんやりすると、これまでは何ともなかった細かい作業を億劫に感じてしまうかもしれません。テレビを見ながら作業する場合、文字を書いたり針に糸を通したりするたびに、老眼鏡をかけはずしするのは、意外とわずらわしいものです。遠近両用コンタクトレンズなら、近くと遠くを交互に見る場合でも、かけはずしの必要はありません。
■老眼だと気づかれたくない・老眼鏡で印象を変えたくないなら遠近両用コンタクトレンズ
コンタクトレンズは装用しているのが周りから気づかれにくいという利点があります。そのため、老眼鏡の着用を控えたい方にも、遠近両用コンタクトレンズはおすすめです。また、遠近両用コンタクトレンズにはカラコン(カラーコンタクトレンズ)もあるので、今までカラコンを使ってきた方も、おしゃれを楽しみ続けられます。
■メニコンの遠近両用カラコン
年を重ねて乾燥しやすくなった目にはシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズや装着薬がおすすめ
老眼の代表的な症状のひとつに、「目の乾燥」があります。普段からソフトコンタクトレンズを使用している方が、年齢とともに乾燥しやすさを感じるようになってきた場合には、シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズや装着薬の使用を選択肢に入れてみるとよいでしょう。
シリコーンハイドロゲル素材は酸素を通しやすい特性を持ち、水分量に大きく依存しないレンズ設計です。そのため、長時間装用時の装用感や快適性に配慮した製品設計がされています。
また装着薬によってコンタクトレンズの乾燥を防ぐのもいいでしょう。コンタクトレンズをつける前に装着薬「メニコンフィット」を使用すると、つけ心地がよくなるのはもちろん、コンタクトレンズのうるおいがキープできます。
※装用感、うるおい感、汚れの付き方には個人差があります。
老眼や遠近両用コンタクトレンズのQ&A
老眼や遠近両用コンタクトレンズに関する「よくある質問」と、その答えをまとめました。参考にしてみてください。
近視の人も老眼になる?
遠くが見えにくい「近視」の方も、老眼になります。老眼は加齢による生理的な変化のため、近視かどうかにかかわらず、ほとんどの方に起こるものです。
ただし、近視の方は裸眼であれば近くが見えるため、老眼の進行に気づきにくい場合があります。また、老眼の進行速度が比較的ゆっくりな例も多いといわれています。
乱視がある人も老眼対策で遠近両用コンタクトレンズは使える?
乱視がある方も、老眼対策で遠近両用コンタクトレンズを使用できます。
例えば、メニコンの「2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用トーリック」では、遠近両用の特徴である遠用部と近用部の度数設計に加え、乱視の方の見え方をクリアにする乱視用度数が入っています。
「乱視があるから…」と老眼の悩みを我慢している方は、ぜひ一度、眼科で相談してみてください。
パソコンやスマホの利用が原因で引き起こされる「スマホ老眼」とは?
「スマホ老眼」とは、パソコンやスマホの長時間利用によって、老眼と似た症状があらわれる状態を指します。近くを見るときには、水晶体の厚みを調整するために毛様体筋が緊張します。パソコンやスマホで近くを見る時間が長くなると、この緊張状態が続き、眼疲労(疲れ目)につながりやすくなります。その結果ピント調節がうまくいかなくなり、スマホ老眼が引き起こされるのです。
パソコンやスマホを1日に3時間以上使用している方や、画面から目を離した直後に遠くが見えづらいと感じる方はスマホ老眼の可能性があります。
■老眼とスマホ老眼の違い
老眼とスマホ老眼の大きな違いは、発症する原因にあります。
<一般的な老眼>
加齢が原因です。年齢とともに、目の周りの筋力が低下したり、水晶体が硬くなったりすることで発症します。
<スマホ老眼>
眼疲労(疲れ目)が主な原因です。そのため、若い世代にも多く見られます。目の疲れを和らげ、意識的に目を休ませる生活を心がけることで、症状が緩和できる可能性があります。
老眼・スマホ老眼のセルフケア方法
目も、日常的なセルフケアにより若々しさを保つことが期待できます。次のような方法を意識してみましょう。
■意識的にまばたきをする
こまめなまばたきを心がけ、涙の循環を促しましょう。
■目の周りを温める
血行を促進し、筋肉をほぐす効果が期待できます。
■目にいい栄養素を摂る
酸化を抑える働きがある栄養素を摂取しましょう。レタスやブロッコリーなどに含まれる「ルテイン」、ブルーベリーやカシスなどに含まれる「アントシアニン」がおすすめです。
■パソコンやスマホを離して使う
画面から目を40cm以上離すことで、目への負担を軽減できます。
■小休憩を入れながらパソコンやスマホを使う
1時間に5~10分程度の小休憩をとり、遠くを見るようにすると、目の負担を和らげることができます。
■部屋全体やディスプレイの明るさを調整する
室内や画面の明るさを、目が疲れにくい適度なレベルに整え、目にやさしい環境を意識しましょう。
まとめ
30代などの若い世代でも、老眼になる可能性はあります。ただし「近くが見えづらい」と感じても、乱視や単なる視力低下などほかの原因が考えられる場合もあり、老眼かどうかを自己判断することは難しいものです。老眼は一度症状が出たら急に進行するものではなく、ある程度の年齢(おおよそ60歳頃)まで、緩やかに進んでいくといわれています。少しでも目の不調が気になったら、まずは眼科に相談してみましょう。
眼科医の指示に従いながら、自分の目の状態やライフスタイルに合ったコンタクトレンズを選ぶことが大切です。
老眼対策としては、老眼鏡だけでなく、遠くも近くも見やすい「遠近両用コンタクトレンズ」という選択肢もあります。老眼やコンタクトレンズについて正しい知識を持ち、自分に合った方法で快適な視生活を目指しましょう。
■メニコンの遠近両用コンタクトレンズシリーズ「Lactive(ラクティブ)」
遠近は、まだ早いと思っていない?気がついていないだけで、はじめどきかも。
近くも遠くも、メニコンの遠近両用コンタクトレンズシリーズ「Lactive(ラクティブ)」。
1DAY、カラコンやハードコンタクトレンズなどラインナップも豊富。Lactiveでもっとアクティブな毎日を!
※Lactive(ラクティブ)はLiveとActiveに由来する造語です。








