コンタクトレンズ総合メーカー メニコン

ニュース

2020年12月

板橋貿易株式会社の株式取得(子会社化)に関する契約締結のお知らせ

握手写真.JPG株式会社メニコンは、2020年12月17日、板橋貿易株式会社(本社:東京都中央区銀座二丁目11番4号、代表取締役:板橋達郎 写真左)を100%子会社化するための株式譲渡契約を締結したことをご案内いたします。

板橋貿易株式会社は、主に中国におけるコンタクトレンズやケア用品を中心とした医療用機械器具の販売及び輸出入事業やコンサルティング事業と、鮮魚やお米などの農水産物の販売及び輸出入事業を行っております。中国国内では、医療機器の販売会社の「大連板橋医療器械有限公司」、クリニックの「大連康橋眼科視光診所有限公司」、農水産物の販売会社の「上海開眼商貿有限公司」をグループ会社として展開しております。

主要事業であるコンタクトレンズ・ケア用品販売分野では、現在、中国において若年層における近視人口が増加しており、特にオルソケラトロジーレンズの人気が非常に高く、年平均30%(*1)の成長を示しております。当社においては、子会社であるアルファコーポレーション社の「アルファオルソK」レンズや自社製ケア用品の販売を既に展開し、本年度コロナ禍においても中国を含むアジア地域の売上高は前年同期比43.6%増(*2)の成長を続けておりますが、今後は大連板橋医療器械有限公司の営業ならびに処方技術の支援を通じて、更にこの分野の強化を図ってまいります。

当社の中国事業につきましては、これまで大学病院との提携や製造会社の設立などを進めてまいりました。今回の板橋貿易株式会社の子会社化により、「学術」、「製造」に加え「販売」といった中国本格進出の一貫体制が整い、中国市場において、高機能製品を提供し、その正しい処方と安全な使用の普及により、当社の企業スローガンである「より良い視力の提供を通じて、広く社会に貢献する」が実現できるものと考えております。また、今後成長著しい中国市場への本格進出により、コンタクトレンズ及び関連製品等の更なる事業拡大を見込むと同時に、当社における海外事業拡大を加速させてまいります。

尚、本契約に伴う全ての手続きの完了は、2021年1月中を予定しております。

(*1) 当社調べ
(*2) 2021年3月期 第2四半期決算説明資料より(当期第1-2Qの実績値)

<板橋貿易株式会社について>
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■板橋貿易株式会社ホームページ https://www.itabashi-trading.com