コンタクトレンズ総合メーカー メニコン

ニュース

2013年11月

会長 田中恭一、国際コンタクトレンズ研究学会より「生涯功労賞」を受賞

 株式会社メニコン(以下、当社)の創業者会長 田中恭一(以下、田中)がISCLR (国際コンタクトレンズ研究学会)より、「Lifetime Contribution (生涯功労賞)」を授与されました (8月29日付)。生涯に渡り、コンタクトレンズの発展へ多大なる貢献をしたと称えていただいたものです。ISCLRが1978年に設立されて以来、同タイトルでの受賞は田中が初めてです。
また、AOA(米国オプトメトリック協会)においても、「Legends Award (レジェンド賞)」を授与されました(6月28日付)。

 田中は1951年に、当時、自身の見たことのなかったコンタクトレンズを独自で研究し、日本初の角膜コンタクトレンズを開発しました。以来60年以上に渡って、瞳の安全性を追求した素材や製法の研究、開発に取り組み、コンタクトレンズの普及に尽力して参りました。コンタクトレンズ業界へ与えた影響が大きいと世界的なコンタクトレンズの学会で認められ、今回の受賞に至りました。
 当社は今回の受賞を励みに、今後も瞳の安全性を第一に考え、よりよい視力の提供を通じて、広く社会に貢献して参ります。

ISCLR(国際コンタクトレンズ研究学会)

 The International Society for Contact Lens Research の略。1978年に設立されたコンタクトレンズに関する学会で、コンタクトレンズ素材、ケア用品から臨床、患者のコンプライアンス、疫学まで、コンタクトレンズに関連する全ての分野の現状と問題点を取り上げ、著名な専門家、研究者が意見を交換、討論し、問題解決、コンプライアンス向上を目的にした国際学会組織です。ISCLRのメンバーになるためには、連続して3年間以上のコンタクトレンズに関する学術論文を投稿している研究者で、かつ、メンバーによる推薦が必要です。
 よって隔年に開催されるISCLRは、選りすぐられた世界的に著名な研究者であるメンバー約100人によるクローズドな世界最高レベルのコンタクトレンズのミーティングに位置付けられます。

AOA (米国オプトメトリック協会)

 American Optometric Associationの略。1898年に創立された米国最大のオプトメトリスト※の組織です。約36,000人のオプトメトリストが所属しています。主に、角膜及びコンタクトレンズ、スポーツビジョン、視機能訓練、ロービジョンなどの部門からなり、今年は第116回目となる学会がサンディエゴにおいて開催されました。
 ※オプトメトリストは海外(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア)では広く普及している国家資格です。