コンタクトレンズ総合メーカー メニコン

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2025年03月28日

メニコン創業者 田中恭一 創作品寄贈のお知らせ
~生誕・創業の地 愛知県一宮市へ~

寄贈式左:㈱メニコン取締役兼代表執行役会長 CEO 田中英成  右:一宮市長 中野正康氏


株式会社メニコンは、弊社創業者田中恭一の創作品(刻画)を愛知県一宮市へ寄贈しましたことをお知らせします。

愛知県葉栗郡木曽川町(現一宮市)出身の創業者田中恭一は、名古屋市内の老舗眼鏡店勤務時に、常連だった米軍将校のご夫人から「私、コンタクトレンズを持っているのよ」と聞いたものの見せてもらえなかったことをきっかけに、コンタクトレンズ作りに没頭し、1951年、現在のハードコンタクトレンズの原型となる角膜コンタクトレンズの開発に成功しました。

田中恭一は出身地である木曽川町で創業し、コンタクトレンズの普及を通じてより良い視力の提供に貢献しました。一方で、趣味の分野でもオリジナリティとチャレンジ精神を発揮し、木板に絵を彫り色付けしたオリジナル作品「刻画」の創作には生涯情熱を注ぎました。中でも達磨大師をモチーフにした刻画は中国の嵩山少林寺など、国内外に数多く奉納しています。

弊社はこの度、創業者の刻画作品3点と、過去に出版した創業者の書籍を一宮市へ寄贈し、刻画作品は一宮市木曽川文化会館内に展示いただきました。また、弊社の創業60周年にあたる2011年6月には、白山神社(一宮市)に、創業精神を顕彰し後世に伝承していくための記念碑を建立いたしました。
田中恭一は2024年3月10日に逝去しましたが、弊社は、一宮市在住の将来を担う子どもたちが、寄贈作品や書籍を通じて、創業者のものづくりや起業の精神、および芸術文化マインド醸成のきっかけにしていただければと願っています。

■寄贈作品:刻画「流慶」、「恭敬」、「青龍」
寄贈作品

■展示場所:一宮市木曽川文化会館
住所:愛知県一宮市木曽川町内割田一の通り27
Tel:0586-86-7581
https://www.ichinomiya-hall.jp/kisogawa/index.html

■創業者 田中恭一について:
https://www.menicon.co.jp/company/info/Honorary_Chairman/