コンタクトレンズ総合メーカー メニコン

ニュース

2024年11月

中国市場の使い捨てコンタクトレンズ販売における
視客社との戦略的パートナーシップ締結に関するお知らせ

視客社とメニコンが戦略的パートナーシップ契約を締結 (写真左より) 山岸 俊介 メニコン中国事業部長 / 竹下 憲二 メニコン海外統括本部長 / 川浦 康嗣 メニコン代表執行役社長COO / 劉 海勇 視客社総経理 / 湯 家濤 視客社副総経理 / 聂 祝青 視客社調達総責任者

株式会社メニコンは、2024年11月6日、中国南京に本社を置く南京視客網絡有限公司(本社:南京市秦淮区石门坎 104 号 8 号楼 以下、視客社)と、中国大陸における使い捨てコンタクトレンズ販売に関する戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせいたします。

中国の使い捨てコンタクトレンズ関連市場は2023年時点で約4,000億円、前年比14%の成長を続けています。その市場の中で、視客社は2008年に設立された、コンタクトレンズ関連製品を専門に販売する電子商取引会社です。視客社は直近5年間の売上は年平均48%の成長を続け、オンラインのコンタクトレンズ専門販売店としては最大級の売上を誇り、保有する顧客基盤と独自のマーケティングノウハウを強みとしています。
中国で成長を続けている視客社は、メニコンの日本品質、高い商品開発力、70年以上の歴史といったブランドイメージを評価し、パートナーシップ締結へと至りました。

メニコンはこれまで、レンズ容器からレンズの内側にふれずに簡単・清潔に取り出すことができる「SMART TOUCH」などの商品力を活かした使い捨てコンタクトレンズを中国のグループ会社などを通じて販売してまいりました。今回の締結により、視客社の強みであるマーケティングノウハウとメニコンの強みである商品力を活かし、中国市場において成長が続いている使い捨てコンタクトレンズの販売力強化を図ります。

中国のコンタクトレンズ市場においてメニコンは、オルソケラトロジーレンズやケア用品では高いシェアを有しています。今回の使い捨てコンタクトレンズの販売力強化により、オルソケラトロジーレンズやケア用品の販売にとどまらず、使い捨てコンタクトレンズへの誘導を図ります。そして、将来的にメニコンユーザーの子供がオルソケラトロジーを開始する際には、なじみのあるメニコン製品を再び選択いただくという、長期間に渡るLTVの構築を目指します。

中国・上海で行われたセレモニーでは、メニコンの企業スローガンである「より良い視力の提供を通じて、広く社会に貢献する」ことの実現に向けて、双方で協力体制を築くことを改めて確認し合いました。

メニコンは、使い捨てコンタクトレンズの製造拠点として日本の各務原工場や関工場、シンガポール工場があり、加えてメニコンの中で最大規模となるマレーシア工場の稼働に向けた準備を進めています(2026年3月期下期に稼働予定)。今回の戦略的パートナーシップの締結により、メニコンの海外市場における使い捨てコンタクトレンズのさらなる成長を目指してまいります。

■視客社サイト:https://www.vsigo.cn/