コンタクトレンズ総合メーカー メニコン

ニュース

2011年02月

メニコン創業60周年のお知らせ

創業60周年にあたって

 メニコン創業者で現会長の田中恭一が、日本初のプラスチック製角膜コンタクトレンズを開発、実用化に成功したのが、1951年2月8日のことでした。当時の勤め先の眼鏡店でのアメリカ軍将校婦人との出会いをきっかけに、見たこともさわったこともなかったコンタクトレンズというものを、想像力だけを頼りに全くの独学で研究、製造したのです。メニコンはこの2月8日を創業記念日と定めており、今年2011年2月8日、メニコンは創業60周年を迎えました。

 創業以来、「より良い視力の提供を通じて広く社会に貢献する」という理念を掲げ、"還暦"を迎えるまでの長きにわたり歩み続けて来られましたのも、メニコン製品をご愛顧いただいているお客様をはじめ関係各位のご指導、ご支援の賜物と深く感謝しております。この間メニコンは、創業精神"独創とチャレンジ"を受け継ぎ、僭越ながらコンタクトレンズとそのケア用品のパイオニア企業として、素材開発からデザイン開発、製造、物流、営業、そしてエンドユーザーへの販売に至るまで、全工程で独自の"安全哲学"へのこだわりを強化し、つねに技術の向上、品質管理体制の整備に努め、業界をリードしてまいりました。

 この記念すべき年から新たな未来を見据えるとき、私たちは、「人にも動物にも環境にも優しい地球企業でありたい」と考えました。私たちが開発した技術や英知が地球のすべてに恩返しできることを夢見て、動物用ビジョンケアや環境ビジネスの分野など、眼科医療分野以外の新規事業へも果敢にチャレンジし、「創造型スペシャリスト企業」として、さらにたゆまぬ努力を続けてまいります。

 「ずっと輝く瞳に」は、全世界のメニコングループ社員の祈りです。どうか、より一層ご支援いただきますようお願い申し上げます。