自身の幼少時代の経験から、礼儀やマナーも学んでもらいたいとお子さまにクラシックバレエを勧めた古澤さん。
お子さまのサポートをしながら、その変化を間近で感じているようです。
私も幼少期の頃に習っていて、表現や技術以上に挨拶や礼儀やマナーに対して厳しかったんです。
子どもにも社会に出て困らないよう、そういった部分を学んでほしいなと思って勧めたところ、やってみたいということだったので、クラシックバレエを始めました。
そのおかげか、普段はすごく人見知りなのですが、挨拶はきちんとできるようになっています。
またバレエはソロで踊ることもあるので、人前で自分を表現できる力も身に付けてもらいたいです。
そのおかげか、普段はすごく人見知りなのですが、挨拶はきちんとできるようになっています。
またバレエはソロで踊ることもあるので、人前で自分を表現できる力も身に付けてもらいたいです。
発表会などでもすごく緊張して怯えていた子が、昨年初めて出場したコンクールではステージの上で堂々と踊れていたのが印象に残っています。
コンクールに向けてバレエ以外にウォーキングなどのレッスンも受けたことで、集団の中で自分を表現する力が少しずつついてきたのかなと。
その反面、コンクールで目標以上の点数がとれなかった時の涙は印象的でした。
先生に次のコンクールでは点数評価をしないやり方もあるよと言われても、次の目標ができないから点数をつけてほしいと言うんです。
自分に厳しくて驚きましたね。
悔し涙が良い方向につながっているようで、そこでも成長を感じました。
私自身もバレエをしてきた経験から、練習をしないと体が動かなくなるのは実感していました。
そのため、昨今の状況下で練習ができない期間中は今まで積み重ねてきたものが崩れてしまうかもしれないと、本人以上に私が不安でした。
あと1番心配しているのはケガですね。
ケガの予防のためにも、なるべくバランスが良くて栄養のある食事を用意しています。
バレエは体型も重要ですし、年齢が上がるにつれ本人も気にし始めていて、皆よりもキレイに見せたいという気持ちが芽生えてきているようです。
今までの私自身の経験や娘の教室を見ていても、バレエの発表会やコンクールで眼鏡をしている子は見たことがありません。
バレエは化粧もするし、眼鏡をかけると表情が見えなかったり、顔の印象も変わってしまうことがその理由ではないかと思います。
子どももだんだん視力が悪くなってきているので、いつかはコンタクトレンズを使うことになるかなと思っています。本人も眼鏡よりコンタクトレンズの方がいいと言っていますね。
「ステージの上で堂々と踊る姿はもちろん、悔し涙を流す姿も印象的でした。私も驚くほど、自分に厳しく、目標に向かって頑張っています」
コンクールでは目標の点数に届かず悔し涙を流したことも…。一生懸命に取り組むその様子は、親御さんの願い通り、バレエの技術だけでなく人としての成長も感じられます。