子どものコンタクトレンズ

全体監修:筑波大学 医学医療系眼科 准教授 平岡孝浩

子どもの競技に
あわせた上手な
視力矯正を考えましょう。

小学生・中学生の視力低下により、見えづらくなった瞳には、早めの対処が必要です。
見えづらいままでいると、子どもたちのプレーの質や集中力の低下につながります。
場合によっては、子どもたちのプレーに悪い癖がついてしまうこともあります。
子どもの競技にあわせた上手な視力矯正を考えましょう。

子どもの主な視力矯正方法として、メガネ・コンタクトレンズが選ばれています。

  • メガネ

  • コンタクトレンズ

  • その他の矯正方法 オルソケラトロジー

  • メリット

    • ・初期費用のみで使える
    • ・ケアが楽
    • ・子どもでもかけたりはずしたりが自由
  • デメリット

    • ・子どもたちの視力の変化に合わせて度数を変えづらい
    • ・激しい運動に向かない
    • ・裸眼やコンタクトレンズと
      比較して視野が狭くなる
  • スポーツ用に、フレームが頑丈なものやゴムバンドで固定してはずれにくくしているお子さまもいます。
  • ○
  • ゴルフ
    水泳
    度入りのゴーグルがあります。
  • △
  • 野球
    バッティングの時にメガネで死角ができる場合も。
  • ×
  • サッカーバスケットボール

    人との接触が多いスポーツは競技中にはずれるリスクがあります。
    メガネを外して視力矯正しないままプレーすると、思わぬケガにつながることも。

    ダンス
    激しい動きでははずれやすさが増します。
    柔道空手
    基本的にメガネははずします。
    バレーボールラケット競技など
    素早い動きや汗によってはずれたり、くもることも。
  • メリット

    • ・メガネと比べて視野が広い
    • ・激しいスポーツでも
      コンタクトレンズは
      はずれにくい
  • デメリット

    • ・毎日のケアが必要
      (1日使い捨てタイプを除く)
    • ・子どもたちが装着脱に慣れる
      までは親御さんの手助けが
      必要な場合がある
    • ・水中スポーツには向かない
  • 小学生はケアも不要で取扱いがしやすい1日使い捨てコンタクトレンズがオススメです。
    スポーツをする時だけ使用するなど便利に使えます。

  • ○
  • 野球サッカーダンス柔道空手バスケットボールバレーボールラケット競技など 多くのスポーツに使用することができます。
  • ×
  • 水泳など 水中スポーツには適しません。
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オルソケラトロジーとは、特殊な形のコンタクトレンズを就寝時に装用することで、
角膜前面をやや平坦にして屈折異常を一時的に改善させる治療方法です。
日中はコンタクトレンズ装用の必要がないため、スポーツを行うお子さまにも適しています。

  • メリット

    • ・お子さまが夜つけるだけで
      日中の視力が安定する
    • ・装着時間が限られており、
      角膜への負担が少ない
  • デメリット

    • ・費用が高額になりやすい
    • ・親御さんによる
      適切な管理が不可欠
  • 寝ている間のオルソケラトロジーによる近視矯正。軽度の近視である子どもは効果が出やすいといわれている。

競技はもちろん、子ども一人ひとりの性格や視力によっても最適な視力矯正方法は変わります。
早めに眼科医に相談して、お子さまに最適な矯正方法を見つけましょう。

メニコンは、小学生のキッズ世代、中学生のジュニア世代の
コンタクトレンズデビューを応援しています。
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