コンタクトレンズ総合メーカー メニコン

ニュース

2012年2月

BS-TBS放映とWEB配信のお知らせ ボトルアーキテクチャ制作映像 ~創魂~

~無から有を生み出す、ものづくりの極点への挑戦~

放送日:2012年2月26日(日) 11:00~11:30
放送局:BS-TBS(TBS系列BSデジタル放送)
WEB配信開始日:2012年3月1日(木)~予定
株式会社メニコン「企業・採用情報」
http://www.menicon.co.jp/company/

 メニコン創業60周年を記念し、メニコン技術顧問である田中勇輝が手掛けた、過去に類を見ないボトルアーキテクチャ「薬師寺西塔」の制作ドキュメンタリー映像が放送されることとなりました。

 ボトルアーキテクチャとは、建築物のミニチュア模型が、それよりも小さな口を持つボトルに入っている工芸作品を指します。これは、田中による造語で、ボトルシップからヒントを得た世界初の試みです。

 今回挑戦するボトルアーキテクチャは、全長約1メートル、ボトルの入口わずか18センチ、直径43センチのガラスドームの中で、44分の1スケールの薬師寺西塔を創りあげていきます。薬師寺西塔に使用するパーツは数万点にも及び、最小で1ミリのパーツをひとつひとつ手作業で作るところから始まります。その後、ボトルの外で何度も薬師寺西塔を組み立てることで、1ミリの狂いもないことを確認し、試行錯誤を繰り返しながらガラスドームの中へ封入していきます。

 構想から完成まで4年を費やしたボトルアーキテクチャの制作現場を記録し、今回の放送では制作の山場とも言える「部品の削り出し」「組立て」「ボトル内への挿入」の3工程を抽出したドキュメンタリーを、絶妙な音と画像を組み合わせた独特の映像でお届け致します。

 1つのミスも許されない状況の中で起こる苦悩と喜び、そしてメニコン創業精神“独創とチャレンジ”に通ずるボトルアーキテクチャの世界をご堪能下さい。

 また放送終了後、2012年3月1日(木)より株式会社 メニコンホームページ「企業・採用情報」(http://www.menicon.co.jp/company/)にてWEB配信も予定しております。ぜひご覧ください。

【田中勇輝プロフィール】

 メニコン創業者会長 田中恭一の実弟。モノづくりの技術を生かし、精巧な木彫仏像やボトルの中で建築物を組み立てる作品を制作。
 1994年より大佛師江場琳黌師の指導を受ける。また、現在はメニコンの技術顧問として、主にコンタクトレンズのモールド製法に関する研究と指導にあたっている。こうした木彫工芸の構成、設計、加工などの技術が、まさに“ものづくり”に原点として、コンタクトレンズの製造に直結して生かされている。