コンタクトレンズの種類と特徴|コンタクトレンズのメニコン



2ndステージ どんなコンタクトレンズ・ケアがあるの?
1.コンタクトレンズの種類と特徴
素材による分類

ハード

メリット デメリット

黒目より小さいかたいコンタクトレンズです。

酸素透過性ハードコンタクトレンズ

コンタクトレンズ素材自体が酸素を通し、目の呼吸をさまたげないコンタクトレンズです。
素材によって、コンタクトレンズが酸素を通す量は異なりますが、酸素をたくさん通すほど目にやさしいコンタクトレンズといえます。

ハードコンタクトレンズ

コンタクトレンズ素材が酸素を通さないコンタクトレンズです。
現在ではあまり多く使用されていません。


ハードタイプのメリット

乱視矯正に優れたコンタクトレンズ
光の屈折を正確に調整することができ、乱視矯正力に優れています。

涙液交換がスムーズ
まばたきのたびによく動き、涙液交換がスムーズ。目への酸素供給がよりうまくできます。

異常に気づきやすい
目にゴミが入るなど、何か異常があったらすぐに異物感を感じてはずすので、目の異常を早期発見できます。

ハードタイプのデメリット

慣れるまでに多少時間がかかる
個人差があります。通常は1週間程度で慣れます。

ソフト

メリット デメリット

黒目より大きいやわらかなコンタクトレンズです。

含水タイプ

コンタクトレンズ素材が水分(涙)を含む、コンタクトレンズです。コンタクトレンズは、涙を介して酸素を目に供給しているので、水分をたくさん含むことができる(含水率の高い)コンタクトレンズほど目にやさしいといえます。

非含水タイプ

水分を含まないコンタクトレンズです。
現在ではあまり多く使用されていません。

シリコーンハイドロゲルタイプ

シリコーンを使用することで酸素透過性が高く、耐久性に優れたコンタクトレンズです。


ソフトタイプのメリット

慣れやすい
やわらかなコンタクトレンズなので、異物感を感じにくく、初めての方にも慣れやすいコンタクトレンズです。

スポーツに適したコンタクトレンズ
大きくやわらかなコンタクトレンズが瞳にフィットし、ずれにくくはずれにくいので、激しいスポーツに適しています。

ソフトタイプのデメリット

異物感に気づきにくい
目にごみが入っても気づきにくいので、目の障害を引き起こすことがあります。

涙の少ない方は乾燥感がある
個人差はありますがコンタクトレンズ自体が涙を吸収するので、涙の少ない方には不向きです。

装用様式による分類

終日装用タイプ

朝はめて、夜寝る前にはずすタイプのコンタクトレンズです。

連続装用タイプ

眼科医の指導のもと、就寝時もはめたままでいられるコンタクトレンズです。酸素透過性に優れたコンタクトレンズが、この使い方をすることができます。

メニコン製品では

メニコンティニューメニコンZメニコンアイストメニコンセレストメニコンEXメニフォーカルZ


使用期間による分類

1日使い捨て(ワンデー)タイプ

終日装用のスタイルで使い、はずしたら捨てるタイプのソフトコンタクトレンズ。ケアは不要です。

メニコン製品では

Magicメニコン1DAY1DAYメニコン トーリック

長期使用タイプ

特に使用期間は定められていないが使用状況など個人差があるため、眼科での検査によりコンタクトレンズを交換するタイプのコンタクトレンズ。終日装用の場合は、毎日のケアが必要です。

メニコン製品では

ハードコンタクトレンズ メニコンティニューメニコンZメニコンアイストメニコンセレストメニコンEXメニフォーカルZ
ソフトコンタクトレンズ メニコンソフトSメニコンソフト72メニコンソフト72トーリック

定期交換タイプ

終日装用のスタイルで使い、コンタクトレンズごとに定めた期間内で使用し、定期的に交換するタイプのコンタクトレンズ。毎日のケアが必要です。

メニコン製品では

2WEEKメニコン プレミオ2WEEKメニコン プレミオ トーリック2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用2WEEKメニコン デュオ2WEEKメニコン Rei2WEEKメニコン Rei トーリックマンスウエアマンスウエアトーリック


ソフトレンズの4分類

ソフトコンタクトレンズは含水率とイオン性によって4つに分類されます。

グループ 内容
非イオン性低含水
非イオン性高含水
イオン性低含水
イオン性高含水

低含水:含水率が50%未満
高含水:含水率が50%以上


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