• #02
  • 1球1球を大切に勝ちにこだわる、2人で挑むインターハイ

  • 男子ダブルスで高校総体に出場する熊谷さん。
    1学年下の後輩とペアを組み、
    毎日長時間の練習に取り組んできました。
    学生最後の大会を前に競技、
    そして支えてくれた親への気持ちが
    高まってきたといいます。

  • 熊谷 晋斗さん

  • お話ししてくれたのは…

    熊谷 晋斗さん

    Kumagai Yukito

    愛知産業大学三河高等学校3年生 ソフトテニス部
    小学4年生から兄の影響でソフトテニスをはじめ、
    小学6年生で本格的に競技の道へ。
    中学時代は部活動とクラブチームの両方に所属し、技術を磨いてきました。

愛知産業大学三河高等学校3年生
ソフトテニス部

小学4年生から兄の影響でソフトテニスをはじめ、小学6年生で本格的に競技の道へ。中学時代は部活動とクラブチームの両方に所属し、技術を磨いてきました。

平日も、休日も何時間も練習することで掴んだ全国大会への切符

  • もっと上手くなりたいと選んだ、愛知産業大学三河高校。平日は授業後に数時間、休日は朝から夕方まで練習を行っています。ダブルスのペアは、1学年下の後輩。彼が入学してから1年近く一緒にコツコツと練習を重ねてきました。ダブルスは2人の連携が大切です。特別なトレーニングよりも普段の基本を反復する練習が、成績に繋がると感じています。前衛を務める自分は、後衛がボールを相手陣内に返した後の相手との駆け引きをする役目を担っています。2人でポイントをつかみ取れた時はとても嬉しいです。

ボールをしっかり捕らえるために、ソフトテニスは視力がかかせない

コンタクトを使い始めたのは中学1年生。それまで遊びでやっていたソフトテニスを、クラブチームに所属して本格的に始めたことがきっかけでした。点を取るためには、正確にボールをラケットに当てる必要があります。ところが視力が悪いためボールの軌道が見えづらい。自分から母にコンタクトレンズを使いたいと伝えました。
選んだレンズは、1日使い捨てタイプ。忙しい毎日でも清潔に使えています。周りに使っている人がいたため、相談して決めました。競技の特性上、メガネでもプレーはできますが、メガネは汗でズレる心配があります。コンタクトにしたことでゲームに集中できています。

憧れだった全国大会、最後まで諦めずに挑み続けたい

  • 1年生の頃からインターハイを夢見ていました。緊張しますが、家族からも熱い声援をもらっています。クラブチームへの長時間の送迎、高校進学時は通学圏内への転居など、僕がテニスに集中できるように環境を整え、支えてくれた家族に精一杯の姿を見せたいです。
    テニスは最後まで何が起こるか分からない競技。1つミスをしても下を向かず、1球1球を大事に勝負していきたいと思います。ダブルスだから、コートの上でも心強いです。悔いのない大会にしたいと思います。
  • 「母には毎日練習のことなどを話していました。
    上手くいかないと感じるときは、
    いつも寄り添って声を掛けてくれる。
    家族がいたからここまでこれたと思います。」

    予選を勝ち抜き、学生生活最後の大舞台に臨む熊谷さん。
    試合前で緊張はあったものの、積み重ねてきた日々への自信が伝わってきました。
    支えてくれた人がいるからより頑張れる、その表情が印象的でした。

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