スポーツをするならコンタクトレンズがおすすめ!各競技でパフォーマンスの違いを検証 | コンタクトレンズのメニコン

スポーツをするならコンタクトレンズがおすすめ!各競技でパフォーマンスの違いを検証

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視界がクリアか否かで、スポーツのパフォーマンスは変化します。ボールや仲間の動きがしっかり見える状態と、見えづらい状態ではプレイに差が出るのは当然でしょう。もしお子さんが運動中に見えづらそうにしていたら、ぜひコンタクトレンズを検討してみてください。

子どもたちの視力の低下はスポーツの競技能力にも影響

子どもたちの視力の低下はスポーツの競技能力にも影響

視力低下に合わせて競技能力が低下する場合があるとプロスポーツの世界でも報告されています。上には視力と競技能力の関係性を示すグラフを掲載しました。競技ごとで差がありますが、野球では視力低下による競技能力の低下が顕著であるとグラフからうかがえます。お子さんの場合も同様で、物がハッキリと見えずに反応が遅れてミスをする確率が上がってしまうのです。

大人であれば視力低下に気づくかもしれませんが、お子さんであれば視力低下が進んでいても気づきにくい・言い出しにくいかもしれません。保護者からアプローチをして、普段からお子さんの視力を気にかけてあげましょう。

スポーツビジョンとは運動時に求められる総合的な見る力

スポーツビジョンとは運動時に求められる総合的な見る力

スポーツをするときに必要とされる総合的な見る力を「スポーツビジョン」と呼びます。情報の約8割を視覚から人間は収集しており、スポーツのパフォーマンスを上げるためには、より多くの情報を目から得て、素早く・的確に状況を判断することが重要です。

具体的には下記のような力が運動時には求められます。

・動くボールや相手を的確に見極める「動体視力」

・(球技において)相手とボールとの距離感をつかむ「深視力」

・手元や足元だけでなく、周りまでよく見える「周辺視」 など

視力が低下してハッキリ見えていない状態では、動体視力や深視力が低下してしまいます。お子さんのプレイ中の様子が変だと感じる場合、視力に変化が起きている可能性もありますので一度眼科医の診察を受けてみてはいかがでしょうか。

コンタクトレンズの装用による変化を競技別で解説

コンタクトレンズの装用による変化を競技別で解説

視力矯正といえばメガネも選択肢のひとつです。しかしスポーツシーンにおいて、とくに人と接触する可能性のある競技は、メガネが破損したりケガにつながったりする恐れがありますので注意が必要です。

ソフトコンタクトレンズは、激しく動いてもメガネのようにズレたりせず、スポーツに適しています。プレイに集中でき、スポーツの技術向上にも寄与するでしょう。今回は、コンタクトレンズの装用の有無によって競技別でどのような変化があるかをまとめてみました。以下の[装用前]のような兆しがあれば、コンタクトレンズをぜひ検討してみてください。

■サッカー

  • [装用前]
  • ・マークしている相手選手を見失う
  • ・パスコースが空いているか見えづらい
  • ・距離感がつかめずにボールを奪われる
  • ・見間違えてパスを相手チームの選手に出してしまう

  • [装用後]
  • ・ボールの動きや周りの動き出しがしっかり見える
  • ・ボールが見やすく、トラップしやすくなる
  • ・逆サイドの選手やボールまで見える

■野球

  • [装用前]
  • ・守備のとき飛んできた打球が二重に見えてキャッチできない
  • ・ピッチャーが投げた球が見えづらく、遠近感がつかめない
  • ・高く上がったフライが見えづらい

  • [装用後]
  • ・ピッチャーのとき、キャッチャーが出すサインがしっかり見える
  • ・向かってくるボールが見やすくなる
  • ・視野がクリアになって、瞬時に判断できるようになる
  • ・外野からでも内野の様子がよく見える

■バスケットボール

  • [装用前]
  • ・フリースローやスリーポイントのとき、ゴールまでの距離感がわかりにくい
  • ・掲示される残り時間や得点がよく見えない
  • ・遠くの選手が見えづらく、誰か判断できない

  • [装用後]
  • ・シュートを成功する確率が上がる
  • ・ボールやコート内の選手の動きが分かる
  • ・フリーになっている選手の位置を判断できる

■バレーボール

  • [装用前]
  • ・上がったトスの高さが分かりづらい
  • ・攻撃のサインを見間違える
  • ・サーブレシーブのとき、相手コートから飛んでくるボールがぼんやりとしか見えない

  • [装用後]
  • ・ボールがブレずによく見える
  • ・プレイ中でもセッターの出すサインがしっかり見える
  • ・スパイクのとき、ブロックの間がよく見える
  • ・距離感が掴めて、レシーブがしやすくなる

■ラケット系スポーツ(テニス・卓球・バドミントンなど)

  • [装用前]
  • ・ボールやシャトルの動きが追えない
  • ・ラケットを振るのが遅れる
  • ・相手がボールやシャトルを打ったタイミングがつかめない

  • [装用後]
  • ・視界がクリアになり、判断が早くできるようになる
  • ・ボールの回転までよく見える
  • ・飛んでくるボールやシャトルとの距離感がつかめる
  • ・相手側コートのラインまでしっかり見える

■剣道

  • [装用前]
  • ・相手の動きが見づらく、反応が遅れる
  • ・相手が何の技を出してくるかが判断しづらい
  • ・相手の顔が見えない

  • [装用後]
  • ・相手の動きや出してくる技がよく見える
  • ・遠近感がつかみやすい
  • ・相手の表情が変ったところまで見える

※一部のスポーツ選手の所見です。

出典:『スポーツ選手の視力と視力矯正に関する実態調査』(愛知工業大学研究報告第39号B平成16年,愛知工業大学名誉教授 石垣尚男, )より改編

まとめ

まとめ

スポーツと目やコンタクトレンズの関係性について今回はまとめました。

スポーツをするときは屋外で過ごしたり、激しい動きをしたりするため、普段とは違うトラブルが起こる可能性があります。目にゴミやホコリが入ったり、誰かと接触して外れたりする場合に備えて、コンタクトレンズを使用する場合はレンズケースや洗浄保存液、メガネを運動時に持参するようにお子さんに促しましょう。

1日使い捨てタイプのときは、予備のコンタクトレンズをバッグなどに入れておいてもいいかもしれません。ゴミやホコリが入ってコンタクトレンズを外した際には、1日使い捨てタイプは再度装用しないようにお子さんへの注意喚起をお願いします。

またコンタクトレンズの装着脱は、石鹸やハンドソープで手を洗ってから行います。屋外競技の場合は日焼け止めを塗っているお子さんも多いでしょう。ただし日焼け止めに入っている油分がコンタクトレンズに付いてしまうと、変質やくもりの原因になります。日焼け止めを塗る場合はとくに手洗いをしっかり行い、きれいな手でコンタクトレンズを扱うように親御さんからも改めて説明してあげてください。

出典:メニコン 子供の瞳応援部

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