コンタクトレンズ百科事典|コンタクトレンズのメニコン

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コンタクトレンズの歴史 :
7.ソフトコンタクトレンズの発展

 1955年  チェコスロバキア国立高分子化学研究所のDr.リム
親水性樹脂(HEMA)を開発
1960年 Dr.リム&Dr.ビヒテルレ
HEMAによるソフトコンタクトレンズ開発
1964年 メニコン
ソフトコンタクトレンズ開発に着手
1971年 メニコン
「メニコンソフト」発表
1971年 アメリカFDA
ソフトコンタクトレンズ認可
1972年 厚生省(現厚生労働省)
国内コンタクトレンズメーカー7社にソフトコンタクトレンズ認可
1981年 アメリカFDA
連続装用ソフトコンタクトレンズ認可
1982年 メニコン
「メニコンソフトM」発売
1983年 アメリカFDA
無水晶体眼に対する連続装用ソフトコンタクトレンズ を認可
1988年 メニコン
「メニコンソフトMA」発売
1988年 アメリカFDA
ディスポーザブルソフトコンタクトレンズ認可
1991年 厚生省(現厚生労働省)
ディスポーザブルソフトコンタクトレンズ認可
1992年 メニコン
「メニコンソフト72」発売
1994年 メニコン
「メニコンソフトS」発売
2000年 メニコン
遠近両用コンタクトレンズ「メニフォーカル」ハード、ソフト同時新発売
2002年 メニコン
国産初の1ヵ月交換ソフトコンタクトレンズ
メルスプラン専用「マンスウエア」
2005年 メニコン
1日使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズ
「メニコン1DAY」発売!
2005年 メニコン
乱視矯正用1ヵ月交換終日用ソフトコンタクトレンズ
メルスプラン専用「マンスウエアトーリック」新発売!
2008年 メニコン
高性能素材『シリコーンハイドロゲル』採用
ソフトコンタクトレンズ「2WEEKメニコンプレミオ」新登場!
1960年に、チェコスロバキア科学アカデミー高分子化学研究所教授のオットー・ビヒテルレ博士のグループが、科学雑誌「ネイチャー(Nature)」に、架橋結合した 親水性重合対の開発について報告を発表した。その内容は、例えば、ハイドロキシエ チルメタクリレート(HEMA)のような単量対(モノマー)を架橋結合したハイドロジェルのコンタクトレンズの製造への応用に関するものであった。これがソフトコンタクトレンズの新たな誕生の前ぶれとなったのである。 1965年にこの技術がアメリカにわたり、ソフトコンタクトレンズの開発がなされ た結果、1971年アメリカで初めてソフトコンタクトレンズが発売された。最初は終日装用のみであったが、1981年には連続装用が認可された。 ソフトコンタクトレンズは材質的に水を含んで柔らかく、酸素透過性もあり、装用感も良好であるため、各国のコンタクトレンズの普及率が飛躍的に高められた。

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