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コンタクトレンズ百科事典
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1.コンタクトレンズの長所 |
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A. 視野が広い |
![視野](img/en051.gif) |
B. プリズム作用がほとんどない
![space](img/space.gif) (視線とレンズの光学中心があわないとき、物が実際の位置よりずれて見えることをプリズム作用という。コンタクトレンズにおいても、プリズム作用をおこすのは視線とレンズ光学中心があわないときであるが、一般には無視できる。 |
![プリズム作用](img/en052.gif) |
C. 収差の影響がほとんどない
![space](img/space.gif) (光線がレンズを通過するとき、光の波長の違いや、通過する位置や方向によって光線の収束する位置にずれを生じ、この現象を収差という。 コンタクトレンズは、レンズと眼の間にすきま(頂間距離)がなく、レンズの光学中心と視軸とのずれが小さいことなどにより、収差の影響をほとんど受けない。 |
![収差の影響](img/en053.gif) |
D. 網膜像の拡大率が小さく、不等像を
来すことが少ない
- 不等像
実際のものの大きさより、大きく(小さく)見えることで、レンズ度数が強くなるほどその変化率は大きい。
- 不同視
左右眼に屈折差のある眼のことで、眼鏡の場合は左右のレンズ度数の差を 2.00D以上つけ難いが、コンタクトレンズの場合はそれが可能である。左右の像の大きさはあまり変わらない。
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![網膜像の拡大率](img/en054.gif)
正視眼と比べた網膜像の拡大率 |
E. 円錐角膜、不正乱視等の矯正が可能である
![space](img/space.gif)
円錐角膜、不正乱視、強・弱度乱視は、コンタクトレンズを装用すると、角膜とレンズのすきまが涙でうまり、新しい屈折系ができる。したがって、角膜のひずみは涙で
矯正されるために、コンタク トレンズが角膜のカーブにそわない限り、球面度数だけでよいことになる。 |
![矯正が可能](img/en055.gif) |
F. 強度の屈折力を有するものでも、重量が気にならない
G. 使用していることが他人に容易にわからない
H. 湯気などでくもらない
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