レンズデザインと装用感の関係。コンタクトレンズのメニコン



3rdステージ 目にやさしいレンズの条件は?〜目も呼吸しています〜
6.レンズデザインと装用感の関係 レンズデザインによって、つけ心地は大きく変わります。

コンタクトレンズは、複雑な角膜の形状にあわせ、より快適に装用できるようにデザインされています。
各部位の名称と役割をご紹介します。

1.ベースカーブ(B.C)

レンズの内面のカーブのことをいい、曲率半径(単位はmm)で表します。角膜上でのコンタクトレンズの安定性や、装用感に影響します。

2.中心厚(C.T)

レンズの中心部の厚みのことをいい、単位はmmで表します。

3.ダイアメーター(DIA.)

レンズ直径のことをいい、単位はmmで表します。レンズの安定位置や動き、さらに、視力の安定や装用感にも影響します。

4.オプティカルゾーン(O.Z.)

レンズ光学部のことです。屈折度数を有する部分で、この範囲のみ良好な視力が得られます。レンズ前面光学部、レンズ後面光学部がありますが、レンズ内側の後面光学部は、視力の安定性、レンズ直径との関係により、装用感にも影響します。

5.ベベル(Bevel)

レンズ後面周辺部で、光学部よりカーブをゆるやかにした部分です。コンタクトレンズの動きをスムーズにし、角膜とレンズの間の涙液交換をうながす働きがあります。このベベル幅の広さは、涙液交換や装用感に影響します。

6.フロントベベル(Front Bevel)

レンズ前面周辺部で、光学部よりカーブをゆるやかにした部分を指します。主に上まぶたへの異物感の軽減に影響を与えます。

7.エッジ(Edge)

コンタクトレンズ周辺部の先端部分。角膜や結膜を刺激しないように丸く仕上げられています。


装用感のいいハードレンズのデザイン

角膜の形は完全な球面ではなく、外側にいくにしたがってなだらかになる非球面状になっています。 ですから、コンタクトレンズも角膜の形に合わせた非球面デザインなら、角膜を圧迫することなく、快適な装用感を得られます。また、まばたきのたびにレンズがよく動くので涙液交換※がスムーズで目への酸素供給がよりうまくできます。

装用感のいいソフトレンズのデザイン

やわらかなソフトレンズは、圧迫による不快感はほとんどありません。さらに、レンズの厚みが薄くなっているレンズの方が装用感は優れています。ただし、あまり薄すぎると角膜に吸着することがありますので、レンズをはずすときは、レンズの動きを確認してからはずす必要があります。


※涙液交換・・・コンタクトレンズ装用中、まばたきをするとレンズが上下に動きます。実はこの時、涙をレンズの下に吸い込み、余分な涙をレンズ外に排出しています。これを涙液交換といい、スムーズに行われることで、レンズの下を常に新鮮な涙で満たし、角膜が気持ちよく呼吸できるようにしています。

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