コンタクトレンズ百科事典|コンタクトレンズのメニコン

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コンタクトレンズの歴史 :
6.酸素透過性ハードコンタクトレンズ(RGPCL)の発展

 1972年  メニコン
RGPCLの開発に着手
1977年 西ドイツでセルロースアセテートブチレート(CAB)
およびシリコンラバーを素材としたRGPCLを開発
1977年 アメリカにおいてRGPCL開発
1979年 メニコン
RGPCL「メニコンO2」発売
1985年 厚生省(現厚生労働省)
メニコン製「メニコンEX」について連続装用HCL認可
1986年 メニコン
世界で初めての連続装用が可能なRGPCL「メニコンEX」発売
1988年 メニコン
終日装用RGPCL「メニコンO2-32」発売 →終了
1991年 メニコン
終日・連続装用RGPCL「メニコンスーパーEX」発売
1997年 メニコン
終日・連続装用RGPCL「メニコンZ」発売
2000年 メニコン
遠近両用コンタクトレンズ「メニフォーカル」ハード、ソフト同時新発売
2001年 メニコン
メルスプラン専用RGBCL「メニコンアイスト」新発売
2006年 メニコン
酸素透過性ハードコンタクトレンズで日本初!
『最長30日間までの連続装用』の承認を取得
2007年 メニコン
日本初、最長30日間連続装用
RGPCL「メニコンティニュー」新発売!
2008年 メニコン
終日・連続装用RGPCL「メニコンセレスト」新発売!
ハードコンタクトレンズでありながら酸素を透過する素材が開発され、最初にセルロースアセテートブチレート(CAB)が商品化されたが、形状安定性に劣り、素材が白濁することもあって評価は得られなかった。次にシリコーン共重合体の素材が開発され、現在はシリコーンとフッ素共重合体の素材が主流となっている。このフッ素共重合素材の高い酸素透過性により、連続装用が可能となっている。

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