その目の症状は花粉症が原因かも?
花粉症で目の症状が現れる理由と対処法

花粉症で目の症状が現れる理由イメージ

花粉が多く飛ぶ季節になると、目のかゆみや充血などの症状が現れる方は多いのではないでしょうか。今回は、花粉症で目の症状が現れる理由や対処法、間違ったケア方法まで解説します。

花粉症を発症するメカニズム

花粉症イメージ

花粉症はアレルギーの一種です。アレルギーは、身体に入った異物に対して免疫が過剰に働くことで起こります。人の身体は、細菌やウイルスなどの異物が侵入すると抗体をつくります。抗体があるため異物が侵入しても退治できるのですが、その防御反応がときに過敏に働くことがあるのです。花粉が体内に入り、すぐに花粉症が起こるわけではありません。花粉に対する抗体が数年~数十年かけてつくられ、そこに再び花粉が体内に入ることで花粉症が起こります。

花粉はいつ飛んでいる?

花粉カレンダー

花粉と言えば、春や秋にしか飛ばないというイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。しかし実は1年を通して様々な花粉が飛んでいます。例えばヒノキは2~5月、スギは2~6月、イネは4~10月、ブタクサは8~10月に多く飛んでいます。花粉の中でも多いのはスギ花粉によるアレルギーです。スギ花粉は、次のような日に多く飛んでいます。

  • 気温が高く晴れている
  • 空気が乾燥しており風が強い
  • 前日に雨が降った晴れの日
  • 2~3日気温が高い日が続いた後

またスギ花粉は昼前後の気温が高いときにスギ林から花粉が飛び出し、日没後に地上に落ちてきます。なお条件に合っていなくても花粉は飛んでいるため、花粉症対策は欠かせません。

間違った花粉症ケア

花粉症で目の症状が現れると、とりあえず目薬を差したり水道水で目を洗ったりする方が多いのではないでしょうか。このような自己流のケアが花粉症による目の症状を悪化させる可能性があります。次のような注意点を守り、適切に対処しましょう。

水道水で目を洗わない

水道水には塩素が含まれています。塩素は目に刺激を与え、角膜や結膜を傷つける恐れがあるのです。目の周りについた花粉を水道水で洗い流す程度であれば問題ありません。目に入らないように、目を閉じて洗いましょう。

コンタクトレンズの装用に合わせて点眼薬を使う

点眼薬イメージ

花粉症で目のかゆみが起きたとき、とりあえず手元にある点眼薬を使ってしまいがちです。ソフトコンタクトレンズを装用している場合は、ソフトコンタクトレンズを装用したまま点眼できるか確認しましょう。防腐剤が入っていない人工涙液で花粉を洗い流してください。

冷たいタオルで目のかゆみに対処する

目をかいてしまいそうなほどにかゆい場合は、冷たいタオルをまぶたにのせて冷やしましょう。毎年、花粉症で目の症状が現れている場合は、人工涙液やタオルを持ち歩くようにしましょう。

花粉症で目の症状が現れる理由

花粉症では、目に症状が現れやすい傾向があります。花粉が目に入ると目のかゆみや赤み、異物感、目やになどの症状が現れます。花粉症で目に症状が現れやすい理由は、次のとおりです。

目には花粉が入りやすい

目の拡大イメージ

目は外界と直に接しており、花粉にさらされやすい器官です。しかも、角膜や結膜という粘膜が表面を覆っているため、花粉が付着しやすいのです。

花粉が涙に溶けやすい

花粉を構成する全ての成分がアレルギーを引き起こすわけではなく、花粉に含まれるタンパク質がアレルギーを引き起こします。花粉に含まれるタンパク質は涙に溶けやすい性質を持っているため、溶かされたものが涙液によって目全体へと広がっていきます。そのため花粉が目に入ると目の全体に症状が現れるのです。

結膜には免疫細胞や血管が多い

結膜には、アレルギーに関わる免疫細胞や血管が多いため、炎症細胞が次々に届きます。炎症細胞が花粉に反応することで、目のかゆみや赤みなどの症状が現れるのです。
上記のことから、花粉症で目の症状が現れることは仕方がないと言えます。大切なのは、目の症状を未然に防ぎ、症状に速やかに対処することです。

花粉症かもと思ったら眼科を受診しよう

目の症状イメージ

目のかゆみや赤みなど花粉症が疑われる症状が現れたら、速やかに眼科を受診しましょう。自己判断で点眼薬や人工涙液を使い続けると、症状が悪化する可能性があります。花粉症と似た症状を伴う病気には、アトピー性角結膜炎や春季カタルがあります。さらに視力の低下を招く恐れがあるヘルペスなどもあるため自己判断は禁物です。
花粉症の治療には抗アレルギー点眼薬を使用します。アレルギー反応を抑えることで目の症状の軽減が期待できます。毎年、決まって花粉症になる方は花粉が本格的に飛び始める前から抗アレルギー点眼薬による初期療法を行いましょう。花粉の飛散がピークに達する時期の強い症状を和らげたり、症状が現れる期間を短縮したりする他、目の症状による不快感を軽減できます。

花粉症には1DAY(ワンデー)のコンタクトレンズがおすすめ

清潔なコンタクトレンズのイメージ

花粉のシーズンになると、花粉や目やになどの影響でコンタクトレンズが汚れやすくなります。汚れをしっかり取り除かずに装用し続けると、花粉症によるアレルギー症状や目の炎症を悪化させてしまうのです。症状が強い場合には1日の装用時間を短くしたり、コンタクトレンズの装用を休止したりするといいでしょう。自己判断するのではなく、眼科医に相談したうえで適切な装用方法を決めることが大切です。
花粉のシーズンは1DAY(ワンデー)のコンタクトレンズをおすすめします。毎日、清潔なコンタクトレンズを装用できるため症状の悪化を防ぐことに繋がるでしょう。同時にコンタクトレンズの上から点眼できる抗アレルギー点眼薬や人工涙液を使って、できるだけ花粉症による目の症状が起こらないように対策することが大切です。

まとめ

花粉症による目の症状に悩まされている人が多いのは花粉が目に入りやすいことや、アレルギーを引き起こすタンパク質が涙に溶けやすいことなどが関係しています。目のかゆみや赤みなどが現れたとき、花粉症と自己判断して点眼薬や人工涙液でのケアを長く続けてはいけません。必ず眼科を受診して、診断を受けましょう。抗アレルギー点眼薬や人工涙液を使うとともに、1DAY(ワンデー)のコンタクトレンズを装用するなどして、花粉の季節を乗り越えましょう。

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