あらすじ
現在、メニコンで技術顧問を務める田中勇輝。
長年にわたり第一線でものづくりを支えてきた田中が、会社創立60周年記念制作として挑戦したのは、
ボトルシップにヒントを得たという「ボトルアーキテクチャ」だった。
部品の削り出し、組立工程、仕掛けのすべてを自らの頭で考え出し、
入り口わずか18センチ、ボトル直径43センチのガラスドームの中で44分の1スケールの薬師寺西塔をつくりあげていく。
徹底的に考えこだわり抜くその姿勢からは、
ものを創るとは何か、ものが創られるとは何か、ものづくりの魂が伝わってくる。