| 株式会社メニコンは、1951年、創業者(現会長)田中恭一が日本で初めて角膜コンタクトレンズを実用化して以来、今年で55周年を迎えました。生涯に亘って瞳の健康を守るため、独自の「安全哲学」を基盤に、コンタクトレンズのみならず眼内レンズの分野においても、他メーカーに先駆けて研究開発を進め、1985年には、国内で初めて眼内レンズの製造承認を取得、全国一斉発売しました。その後、スリーピースレンズ、UVカットレンズ、シングルピースレンズ等各種眼内レンズを素材の研究開発から生産、販売まで一貫して行ってきました。 |
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| 一方、市場では、白内障手術の進歩とともに、1991年頃から切開創が小さくてすむフォールダブルタイプの眼内レンズが普及し始めました。このレンズは2つに折り畳んで眼に入れるため、切開創が小さく、入院期間の短縮化をもたらしました。1992年4月、眼内レンズの保険適用が認められたことにより、それまでの潜在需要が一挙に顕在化、眼内レンズ取り扱い施設が大幅に増加し、併せてフォールダブル眼内レンズの需要も急増しました。現在では約98万枚の国内眼内レンズ出荷数の内、80万枚以上がフォールダブルレンズであり、これが眼内レンズの主流であると言えます。 |
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| メニコンでは、フォールダブル眼内レンズの開発において、これまでの素材開発技術から着色アクリルソフト材を開発し、2006年3月、国内初のキャストモールド製法による高品質なフォールダブル眼内レンズ「アバンシィ」の製造承認を取得。同年6月より段階的に販売を開始し、7月より全国一斉発売致します。この「アバンシィ」により、初年度売上4億円、3年後12億円を目標としています。 |
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| レンズ材料 |
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光学部:紫外線吸収着色アクリル系重合体 支持部:ポリフッ化ビニリデン(PVDF) | |
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| 主な特徴 |
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| ナチュラルなイエローで、どの度数でも濃度が一定。 |
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ヒト水晶体はUV光だけでなく、加齢とともに黄色化し網膜光障害をもたらす青色光(Blue Light)の透過抑制する効果的な光フィルターとして機能しています。しかし、白内障手術により水晶体を取り除いてしまうと、従来持っているこのフィルター効果がなくなってしまうため、ヒト水晶体の色に近似したYellow眼内レンズが開発されました。 現在ではこのYellow眼内レンズの白内障手術後の自然な見え方と、網膜への光障害リスクを軽減する効果が世界で注目されています。アバンシィは、 |
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| (1) |
白内障手術後の自然な見え方や明るさが期待できます。 |
| (2) |
上記青色光(Blue Light)による網膜光障害のリスクを軽減します。 |
| (3) |
全屈折度数ほぼ同一の分光透過率となっているため、全屈折度数範囲にわたり、同等の光フィルター効果が期待できます。 | |
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| 均一性の高い材料(キャストモールド製法) |
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| アクリル材料の吸水特性は、温度が変化することにより、材料に吸収されている水分がmicro void(材料中の脆弱な部分、隙間)に凝集し、夜間の光のにじみは眩しさ(グレア)の原因となるグリスニング(輝点)が発生すると言われています。アバンシィは、 |
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| (1) |
素材の均一な重合により、micro voidの少ないレンズを製作することで、グリスニングの発生を抑制しています。 |
| (2) |
キャストモールド製法によって、従来のレースカットに劣らないきれいなレンズ表面と、シャープエッジを同時に実現しています。 | | | |
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| 1985年 |
「メニコンイントラオキュラーレンズ」の販売名で、眼内レンズ国産第1号の製造承認取得。 |
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| 1986年 |
支持部素材にブルーPVDFを採用。 |
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| 1990年 |
「メニコン後房レンズUV」を発売。紫外線吸収剤を配合。 |
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| 1991年 |
「メニコンシングルピースUV-N」発売。 |
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| 1992年 |
「メニコンシングルピースUV」4モデル発売。 |
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| 1994年 |
「メニコンシングルピースNV」発売。世界初の着色シングルピース眼内レンズ。 |
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| 1996年 |
「メニコンスリーピースNV」発売。 |
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| 1997年 |
「メニフレックス」発売。シングルピースの標準的レンズとして定着。 |
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| 2005年 |
フォールダブル眼内レンズ工場(春日井工場)設立。 |
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| 2006年 |
「アバンシィ」発売。 | |