コンタクトレンズ総合メーカー メニコン

ニュース

2015年3月

各務原工場竣工式開催

 株式会社メニコン(本社:愛知県名古屋市、代表執行役社長:田中英成)は、岐阜県各務原市テクノプラザ・東エリアにコンタクトレンズ製造工場「各務原工場」を新設致しました。本工場の立地に関しては、テクノプラザ1期に設立した技術研究所(各務原市テクノプラザ一丁目15)に隣接していることと、自然災害による影響が最小となることから各務原市と連携をして選定致しました。

 2015年3月23日には各務原市の浅野健司市長や中部経済産業省はじめ行政関係者、取引先様、施工業者様、関係者、約150名が集まり竣工内覧会を開催致しました。

 

 本工場は新製品の1日使い捨てコンタクトレンズの生産拠点として、年4000万枚、早期に年間約2億枚の生産を目指します。1日使い捨てコンタクトレンズは、2013年度 グローバルベースで10%※1の市場成長率を示している分野であり、2016年初旬の上市を目指し、グローバル市場のニーズにあわせた製品をご提供することで競争力向上を目指します。 同工場の稼動によりメニコン国内コンタクトレンズ製造工場はメニコン関工場とメニコンネクト郡上工場と本工場の3拠点でカテゴリー毎に特化した商品を製造致します。

 本工場の特徴としては、原材料の受け入れから加工、製品出荷に至るまで汚染や混交が防止できるように一筆書きでコンパクトな動線設計の上、高度管理医療機器工場として高い品質基準を設定した環境下で生産体制を構築致します。

 また近年、環境問題への関心が世界各国で急速に高まりつつありますが、各務原工場も最新の省エネ法に準拠すべく、工場の全ての屋根・外壁には断熱材を、冷暖房には再生可能エネルギー利用で高効率なヒートポンプチラーを採用しています。さらに、きめ細かなエネルギー消費低減を実現させるために生産設備に関わる消費電力は設備ごと、生産工程ごとに細分化された電力監視を供え、「見える化」システムにて実現予定です。

 竣工式にてメニコン代表執行役社長の田中英成は「私達は、エンドユーザーの目の健康を守るため万全の品質管理体制を築く企業理念を掲げ、日夜努力を続けています。今後も商品開発、品質改良、技術の向上に邁進し、より良い製品を市場にお届けして参ります。」とご挨拶致しました。

※1メニコン調べ

■名称 : ㈱メニコン各務原工場

■建物建設地 : 岐阜県各務原市テクノプラザ三丁目21番3

■着工 : 2014年7月

■敷地面積 : 30,760㎡

■建物延床面積 : 6,954㎡