畜産向け たい肥化促進システム(特別急酵/サーモ・マスター)。コンタクトレンズのメニコン



エンザイム事業
トップ 稲わら分解資材 剪定枝分解資材 畜産向けたい肥化促進システム その他研究開発分野

メニコンはコンタクトレンズ・ケア用品専門メーカーとして、高品質なコンタクトレンズの開発と共に、安全かつ効果の高いコンタクトレンズケア用品の開発を進めてきました。中でもコンタクトレンズ洗浄剤の開発過程において探索注目した新種菌(Cellulomonas sp.K32A:国際登録済み)から産生される酵素群の強力な分解力※に注目、その活用方法を模索してきました。
※特許 第3710997号 新規微生物、同微生物産生酵素および同酵素を用いる植物繊維分解方法

植物繊維の基本構造はセルロース、ヘミセルロース、リグニンからなっています。新種菌が産生する酵素群は、ヘミセルロースの切断も可能であり、植物繊維の分解に効果を発揮することから、農業での活用を検討しました。農業は栽培する植物が二酸化炭素を吸収する「地球にやさしい」産業の一つです。しかしその一方で、収穫後に耕地などに残された根や稲わらなどを焼却もしくは産業廃棄物として処分するケースが多く、環境に大きな影響を与えてしまう怖れがあると指摘されています。最近では大気汚染・地球温暖化防止の観点から、条例などによって焼却処分を禁止する地区が増えたものの、その代わりに産業廃棄物として処理することが多くなり、産業廃棄物の増加という結果をまねいています。また、過度の肥料散布によって土壌および大気中の窒素が増加し、地下水汚染などの環境破壊をひきおこすと言われています。

メニコンの実証実験によって、酵素群は、耕地中の根や稲わらを分解して糖化し、土壌中の微生物の増殖・活動を活発化させ、土に返るスピードを速めるとともに、その際に発生する温室効果ガスの量を抑制することがわかってきました。また、これらの酵素群や微生物を基にして、トヨタ自動車株式会社と「畜産向けたい肥化促進システム」を共同開発しました。

こうした結果から、メニコンでは、農業において大きな効果を発揮するものとして、新種菌が産生する酵素群に大きな可能性を感じています。
今後も、新種菌(Cellulomonas sp.K32A)が産生する酵素群の用途開発に取り組み、エンザイム事業をメニコンの新たな柱に成長させたいと考えています。

トップ
お問い合せ 株式会社メニコンエンザイム事業部 TEL:052-979-2101